プロローグ③ 松代城
①2022年8月6日(初登城)
上田駅から再び「はくたか」に乗車し長野駅へ。いつもは、富山に帰るときに通過するだけの長野駅であったが、今回の旅で初下車。駅前は栄えており、「MIDORI」という大きめの駅中ショッピングセンターもあった。駅から今回のお宿である「ドーミーイン」に向かう。
すぐ駅前にあり、フロントで大きな荷物だけを預けて駅前に戻る。今回の旅は城がメインというわけではなかったので、夜にどこで何を食べるかを気にしつつ歩く。夏は暑い。駅前のデイリーヤマザキでアイスを買って食べながらバス乗り場で待つ。
松代方面行きのバス停を見付け乗車。ちなみに、ローカルだとバスの乗り方が結構違うので事前の下調べが大事!たしか、Suica,Pasmo系が使えなかったはず。
長野駅から松代方面はバスで30分ほど。途中で川中島古戦場もあった。プロローグでも書いた、祖父祖母との旅行でも寄った気もする。まあただの広い公園という感じ。
着いたのは松代駅というバス停。ちなみに松代駅はもう現存しない。古い駅舎と残った線路がある。ノスタルジー。まずは歩いて真田宝物館へ。
綺麗な建物。2016年大河ドラマ「真田丸」のときに建てられたのか。上田の博物館より展示も充実していて見やすい。ただ、松代藩中心の展示なので昌幸、幸村に関する展示は少なめか。それでも真田家のことが十分学べる施設だ。
ゆっくり鑑賞した後、いよいよ松代城へ。徒歩で5分ほど。
太鼓門は立派な櫓門。でも、正直それくらいしか印象はない。本当は三日月堀や水堀や埋門など見どころがあるので、それはまたの機会にみることにする。
水堀は夏ということで真緑になっているが、真緑すぎて汚くは感じない。生物にとっては理想的な住環境なのであろう。
本丸→二の丸とぐるっと回って松代駅に戻る。
線路側から駅舎を望む。松代駅は2012年まで使われていたよう。そんなに昔じゃないんだね。廃線になる路線は全国にもたくさんあるんだろう。利用者が少ないと経営が成り立たないのは仕方ないが、より不便になるから人口流出は避けられない流れになるんだろう。
帰りも同じバス停で少し待つ。待つ間も暑いので古い駅舎の中で。ノスタルジー。いつも帰りのバスの方が早く感じる。行きは高揚感、何が見えるかよく見てる長く感じるのだろう。時の進み方は同じなのに。
長野駅に着く。ドーミーインにチェックイン。外はまだ明るい。1人ぐらいの時からそう。まずは散らかしたいだけ散らかす。片付けは次の日。昔から起きなきゃいけない時は起きられた。だから片付けする時間もある。たくさん汗をかいたので着替えて夜の街に繰り出す。
夜といっても日は高く明るい。外ではたまたま「長野びんずる祭り」という年に一度のしゃもじを打ち鳴らす祭りが開かれていた。結構な大規模で町をあげて多くの団体が練り歩いていた。よく分からんNGTのアイドルも2人ほど死んだ顔で参加してた。
ブックオフなんかに立ち寄りながら着いたのは、「ゴールデン酒場おさけや長野店」さん。この旅の第二の目的である山賊焼きを食べるためだ。席は多いが地元の人が集まる店。祭りがあったため店もそのmode。長野名物の山賊焼や馬刺しを嗜みつつビールを流し込む。最&高。1人だから話すこともやることもないけど、居心地が良くて一時間以上いただろう。
店を出て歩いて宿へ。祭りはまだ続いてる。宿に戻ってからは一日を振り返りながら温泉に入り熟睡。貴重な二つの城を巡ることができました。