デザイン思考の力で生み出すソーシャルディスタンス(Social Distance)
どうも、もしもフリースタイルダンジョンに出たら審査のライトがレインボーブリッジばりに真っ赤に染まるBuzzWordsです。
今回は、コロナ禍で重要視されているソーシャルディスタンスをテーマにnoteを書きました。
(多分上のほうに新型コロナウィルスに関する最新情報が出てくると思いますので是非チェックを。)
世間ではいまだに、密です、密ですの空気です。
それに伴い、スーパーなどでは以下の写真のような光景を見ることが多いかもしれません。
もちろん、コロナ対策としては完璧なソーシャルディスタンスの生み出し方ですが、横入りをする輩などがいて、なかなか最適解とは言いにくいです😓
言ってしまえば、
ドゥクドゥク、ここで踏みましたみたいなフローやめろ、下品だ。
音に乗せるだけでいいんだ。
(Ice BahnのFORKさんのバトルより引用)
間違えました。
ここを踏んでくださいみたいな(作業)フローやめろ、下品だ。
ということです。(旨いことを言いたかっただけ?感)
ということで今回は、利用者にソーシャルディスタンスを意識してもらうための様々なデザインを見ていきたいと思います。
以下、今回の目次です。
企業ロゴ×ソーシャルディスタンス
この章では、以下の記事をもとに作成しました。
感染リスク低減へ「距離をとって」、企業各社がロゴで呼びかけ
https://www.cnn.co.jp/business/35151495.html
このコロナ禍において、多くの企業が「支援のない自粛」に苦しめられる中、企業によっていろいろな対応が見られます。
アパホテルさんでは一部店舗にて通常営業を停止して、宿泊療養施設として一棟借り上げ方式でレンタルを行ったり、
https://www.apahotel.com/news/detail/37578/
吉野家をはじめとする飲食店ではテイクアウト対応を実施したり、
多種多様な対応が見られます。
多くの企業では「企業利益」と「消費者・従業員の安全」とを天秤にかけて行動を行っています。
(それぞれが考えた最適解なので、嫌儲バイアスやらで批判があったりしますが。)
そして、一部の有名企業では自身のロゴを使用してソーシャルディスタンスを訴えているのです。
①McDonald's(マクドナルド)
マクドナルドさんでは、ロゴの由来となっている2つのゴールデンアーチの間に隙間を入れることでソーシャルディスタンスを表現。
ちなみに、マクドナルドさんのロゴはマクドナルド第一号店の店舗デザインから来ているとかいうお話もあります。
(公式情報ではないので、間違ってたらごめんなさい~)
マック(マクド)では、以下のリンクのように「非接触デリバリー」なんてこともしているそうです。
https://www.mcdonalds.co.jp/shop/smile/
UberEatsでマック(マクド)の商品があるらしいので、ちょうど時代に合ったサービスだったよな~🤔なんて。
②Coca-Cola(コカ・コーラ)
コカ・コーラさんでは、シンプルにロゴの文字を離してソーシャルディスタンスを表現。
Staying apart is the best way to stay united.
(このstay apart, stay unitedって感じで「stay」は共通だけど意味が違う感じ、
BAD HOPさんの「Double Up」っていう曲の
「昔は罪重ね 着てるの5XL
今諭吉を積み重ね 着てるのYSL(Yves Saint Laurent)」
的な語感の良さを感じる)
日本では、「離れることで、繋がる絆。」と訳していました。
日本コカ・コーラさんでは、一部の工場でエタノール製剤の製造を行ったり、日本医師会さんを通じて「感染症指定医療機関」などに清涼飲料を配布する「Refresh Japan」プログラムを行ったりと様々なCSR活動を行っています。
コロナ関連以外では、製品を使用するために使った分の水を(植林や自然保護活動で)自然に還元する「WATER NEUTRALITY」といった活動を行っていたり、社会的責任への意識が高い企業だな~と思わされます。
続いては、とある新聞記事などを紹介します。
トリックアート×ソーシャルディスタンス
まずは、1枚の写真をご覧ください。
お使いの端末によってうまく見れないかもしれないので、編集バージョンをドン!
近くで見ると、黒い四角を白い丸で抜いた謎の図形に見えますが、
遠くで見ると、「離れていても心はひとつ」の文字が浮かび上がります。
ちなみに、下記の記事をもとにしてます。
次はトリックアートではないですが、視覚トリックを利用したデザインです。
タイのアパレルブランドGQが発売しているマスク。
マスクには小さい文字で
「STEP BACK 2m LIMITS
YOU CAN'T READ THIS」
(意訳:最低でも2M後ろに下がってください。
そう、この文字を読めなくなるまで)
と書かれています。
2Mを「文字が読めなくなる」という直感として形にし、
それを製品に映し出したのはとても面白いデザインだな~と思います。
ちなみに、上記はINSPIさんが紹介しておりました。
(広告会社勤務の方が運営するWebマガジンです。
マクドナルド V.S. バーガーキング系のツイートなど、色々と面白いツイートがあります。)
(サンプリングをした際にはしっかりと引用元を公開するラッパーの鑑?)
最後は、個人的に好きなデザイナーさんの作品をご紹介。
ブランド×ソーシャルディスタンス
最後に紹介するのは、ローソンさんのプライベートブランドのリデザイン。
ちなみにプライベートブランドとは、
製造した会社は別のところだけど、俺の会社のブランドで売るぜ~っていう感じです。
プライベートブランドの商品を買って、syamuさんばりに(?)商品概要を見てみると製造会社がローソンさんじゃないはずです。
ということで、ローソンさんのプライベートブランドの紹介サイトを見てみるとこんな感じです。
上記のデザインを行ったデザインオフィス「nendo」の佐藤オオキさんと漫画「暗殺教室」の松井優征さんの対談にて、
「殺せんせー」のデザインは伝染力が強い!
(商品化する際に、黄色に目と口をつけるだけで「殺せんせー」をイメージしやすくなる)
という話をしていて、それに近い発想のデザインだな~と感じました。
その中で、自社ブランド「MACHI café」を用いてソーシャルディスタンスを訴求したデザインがこちら
他人と距離を置くことでホッと一安心することと、
ホットコーヒーのhotをかけてトンチを効かせつつ、
コーヒーをドミノにすることで「距離を置かないことの危険性」を可視化した広告になっています。
このnoteを書いていて感じたこととしては、
悲しいニュースや環境の変化などで思考に余裕がなくなってしまいがちですが、
こういう時にこそ「遊び心」というか「クリエイティビティ」が必要なのかな~と思いました。
(それが社会への皮肉的文脈であれ、優しい気持ちから生まれたものであれ)
それでは、皆様も実験の日々を!俺こそがBuzzWords!!
#LabLife #コロナ #デザイン #広告