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クリムトの指人形と、爆モテおじさん【バスアート部6月度活動】
こんにちは、株式会社サイバー・バズの会社公認部、バズアート部です!
今まで有志で活動していたアート部が、「バズアート部」として公式に活動を始めたのが、6月になります。
少し遡りますが、まずは6月の活動報告から。6/22(土)に、「クリムト展 ウィーンと日本1900」に行ってきました!
グスタフ・クリムトって、誰?
グスタフ・クリムト(1862年7月14日-1918年2月6日)はオーストリアを代表する画家であり、ウィーン分離派の創設者。女性の身体をメインとした作品が多く、金をあしらったものが印象的。最も影響を受けているのは、日本画。19世紀ヨーロッパで流行した「ジャポニズム」によるものだと思われる。
バズアート部、安定の遅刻率50%
上野駅15:00に待ち合わせ……のはずが。
時間通りに来たのは、写真左Nくんと、ギリギリに来た部長Cのみ。
(アート部の遅刻率50%)
写真右のYさん到着。
しかし、Tくんが、待てど暮らせど来ない……
しかたがないので、部長C、Nくん、Yさんの3人で、上野公園内の東京都美術館に向かうことに。
一般的にも大人気のクリムト、入場さえままならない
クリムト展は大盛況!混みすぎて、入場さえもなかなか進めず。
(チケットは賢く正しく、オンラインでゲットしました)
しかし、内容はとにかく圧巻。この規模で次回はいつ見れるんだろう……(撮影可能な作品がなく、テキストだけで説明してもちょっとアレなので、詳細については割愛します)
メンバーの間で一番人気は、 《ヌーダ・ヴェリタス(裸の真実)》。見惚れました。
メンバーを待たせて、美術館ガチ課金勢の部長はちゃっかり図録とポストカードとファイルを購入。(実は図録は12,000円もする特装版があったのですが、さすがにそれは買えなかった… … )
なぜか40分も遅刻をしたTくんが、一番最初に展示室を出ていました(笑)
クリムト展のグッズが斜め上を行き過ぎる
さて、展示はもちろんですが、今回バズアート部が一番インパクトに残ったのが、こちら。
グスタフ・クリムトのソフビ指人形、1,500yen……!!(どれくらい売れたのか気になるところ)
クリムトの絵を知っていても、クリムトの姿を知らない人は、ちょっとびっくりするのではないでしょうか。(むしろこのインパクトある風貌だから、あえて指人形にしたんだろうな)
「自分には関心がない。それよりも他人、女性に関心がある」
クリムト展の解説の中で、印象的な彼の言葉。
クリムト好きと話すと、満場一致するのが「絶対ものっすごい女好きだよね。じゃないと女のこんなアングルの、こんな表情、描けないもん」という感想。
事実、クリムト先輩は、女性にモテてモテて仕方なかったみたいなんです。彼のアトリエには、絵を描いてほしいモデルや女優が何人も出入りしていて、みんな裸でうろうろしていたんだとか。
そんなかんじで、クリムトは未婚ながら、絵のモデルたち複数人の間に、14人の子供を設けます。なんてプレイボーイ!
「ユディト I」のモデルは、パトロンの妻であり、彼の愛人
美術館からアメ横移動し、ちょっと飲んでから帰宅すると、ちょうどEテレ「美の巨人たち」で、まさにクリムト展について放映されていました。
本展示の目玉でもあった代表作「ユディトI」には、モデルがいたとのこと。しかも、それはパトロンの妻で、クリムトとは実は愛人関係だったとか!
絵の中で首を取られている、敵の大将ホロフェウスは、愛人に心をとらわれたクリムト本人を書いたのでは、と推測されているようです。(確かに似てるかも?)
いやぁ、アートって本当におもしろいですね!
バズアート部、6月の活動でした。