線路をまもる仕事
先日JRが夜間に線路を保守する時間を確保するために、終電の繰り上げ、場合により始発の繰り下げを行うという発表をした。コロナで終電の利用客が少なくなっているという理由がまずあると思うけど、昔は人の手で線路を保守する仕事をしていたけど、今は機械化が進んでいて実質の作業時間が減っているという説明だ。
線路を保守する仕事は、まさに3Kの仕事(きつい・汚い・暗い)である。普通の業種でも人手が集まらないという中、少ない人数で作業できることも大切になってくると思う。道路工事と違って一歩間違えば列車の安全運転や作業する人自身がケガをする可能性が高い。
ということで、最近の東洋経済のニュースサイトでは外国人労働者の活用もなかなかむつかしいという話もある。
平成も終わり、世の中の人はJRが国鉄(日本国有鉄道)という国の影響下にある特殊な会社で大赤字で倒産した経緯があることを忘れかけていると思う。東日本大震災のときに感じたが、電車が動かないと社会活動はなかなか難しい。テレワークが進んでもテレワークのためのインフラをメンテナンスする人は通勤が必要であろう。
話がまとまらないけど、線路、電気、通信、河川、・・・・インフラと呼ばれるものをまもる人には誇りをもって働いてほしいし、僕もそういった人を意識しつづけていきたい。