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良い塩梅のバイク トリッカー250

現在の私のバイクはYAMAHAのトリッカー250。YAMAHAが2004年に「フリーライド・プレイバイク」として発売を始めたが、現在は生産終了したバイク。空冷4ストロークの単気筒エンジン。車両重量は125キロ シート高は810ミリ。

バイクが細身なため、足つきがよい。身長155センチの私(短足)だと、両足つけようと思うと、チョンチョンだが、バイクが130キロない重さなので、傾けても安心感があるため、片足付きでベタ足停車できる。なんにせよ、軽い。取り回しがしやすい。小柄な女性でも十分チャレンジできるバイクだと思う。

今まで4気筒エンジンのバイクしか経験がない私の初めての単気筒バイク。しかも、今まではネイキッドバイクばかりだった私が初めて触れるオフ車チックなバイク。最初は戸惑うこともあったので以下にまとめてみる。

・振動がすごい 単気筒だからかシートが薄いからか・・・
  長時間のると、お尻が結構痛くなるので注意。

・ハザードランプがない これは盲点だった。
 今までのバイクに全部ついていたから、当然ついているものと思って探してしまった。ある状態に慣れていたので不便に感じる。

・タコメーターがない 
 単気筒エンジンが初めてで、ギアチェンジのタイミングを音から判断する際に4気筒とは音の勝手が違いすぎて不安になった。今は慣れたので問題ない。

・センタースタンドがない チェーン清掃に手間がかかるな・・・

と、いくつか書いてみたが、必要最低限の装備で、だからこそ軽くて遊べる楽しいバイクにするというコンセプトだと思う。

私には縁がないが、扱いやすいバイクなので、ウィリーやアクセルターンのようなトリッキーな遊び方もマスターしやすいらしい。

トリッカーは街中でも運転しやすく、峠道に行ってもそこそこ走れる。特に、カーブ+坂道という重たいバイクだと立ちゴケの心配すら必要な酷道でも、結構安心感がある。なんせ軽いから。以前乗っていたZRX400で有名な酷道「暗峠」を通った時は恐怖感に支配されたが、トリッカーなら楽しめる?かもしれない。ぜファ−750だと、重くて取り回しが不安だからと二の足を踏みがちだった、砂利砂利しい駐車場の店舗にもチャレンジできそう。と、楽しみの幅を広げてくれる、私をちょっと積極的にしてくれるバイクである。なかなかにバランスの良い、ちょうど良い塩梅のバイクだと思う。

ただし、一つだけ大きな難点がある。それは長距離走行 高速道路走行には圧倒的に向いていないだろうこと。普段乗り、一日遊びに行く くらいなら全く問題ない。しかし、高速道路を使用しての長距離ツーリングは・・・・まだしたことがないができる気がしない。今までのバイクちゃんとは、四国の岬を制覇して回ったり、北海道走ったり、九州なら阿蘇 桜島 知覧や枕崎、長野のビーナスライン、富士山の周りを走り回ったり、日本各地いろんなところに行っては朝から晩までただただひたすら走り回って楽しんでいた。が・・・トリッカー君はちょっと不向きかも。でも、今度一泊二日くらいで試しに高速使わずに下道で旅に出ようかとも思うので、実際やってみて感想はまたその時に。

ちなみに、私が中古で購入したトリッカー君は、TY-S仕様という外装なので、ノーマルのトリッカーと比べると、オフ車感は薄い。

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