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田舎あるある?(一番下に私の昆虫愛が詰まった写真あり 苦手な方は閲覧注意)

大人になってから私が暮らした場所は、ど田舎ではないが、ミドルクラス程度に田舎だった。学生時代まではずっと大都市のベッドタウンと言われるような場所に住んでいた。その後、社会人スタート➕結婚生活スタート➕田舎暮らしスタートが全て同時進行だった私は、世間知らずだったからか、「生活というのはこういう感じなんや」と思っていた。だがしかし、これは田舎あるあるだったのでは?と最近思う。

施錠しないことが多い

家の玄関、窓、車など施錠が甘い。基本開けっぱなし。時折何を思ったか、鍵をかけようと殊勝な心がけを発揮して、鍵穴に鍵を刺したままま外出してしまったりも。もちろん平屋であろうが、夏は窓全開でクーラーかけずに寝てた。

宅配が独特

上記の通り、施錠されていないことが多々あるので、留守にしていても、宅配業者(某大手)が勝手に玄関開けて、玄関の中に荷物を置いていく(今では当たり前になった置き配の先駆け的な?)。さすがに、出先で歩いていたら、業者のおじちゃんに呼び止められ、「代引きの荷物あったけど、代金立て替えとくからもう家置いといたわ。また次回の配達の時払ってぇや」と言われた時はちょっとビックリ(さすがにこれは個人配達業?の人)。まぁお互い顔見知りやからこっちもありがたいと私は思っていた。これは人によって感じ方が違うだろう。

宛先がだいたい合っていれば郵便が届く

○○県〇〇市〇〇町(番地の記載なし)と私の名字のみ で自宅にきちんと届いていた。

しかしピザ配達とかウーバーとかは配達圏外

ピザは車で数十分かけて店舗まで行かないとありつけない。

器用に農具を積載している原付のノーヘルおじいちゃんをよく見る

最近は少なくなったけど、20年前は多々見かけた。

大人一人に車一台 そして一家に一台軽トラ所有

田舎は車社会。とりあえず車がないと生活ができない。買い物に行くのも病院に行くのも車がないと。でも、私たち夫婦は最初ほぼ一文無しからの社会人生活➕結婚生活スタートやったから車なしで最初の1年は過ごした。夫が大学時代に先輩から安く譲り受けたというKawasakiのバリオス一台で買い物。ニケツして私が荷物抱えて買い出ししてた。首都圏では車を使ってなかったのでまだ車の便利さを知らない世間知らずな二人だった。不便さもそんなもんだと思っていた。家電とかは量販店で購入して貸出用軽トラで運んだり、物干し竿買った時にはバリオスにニケツで2本の物干し竿を肩に担いで帰ってきたり。今振り返ると結構無茶をしてた。一度車を購入して車での買い出しに慣れてしまうと、もうバイクでの不便な買い出しには戻れない。

動物(ペット?)に対する愛着の次元がちょっと違う

犬はただの番犬?名前すらなかったりする人がちらほら。鶏とかも、せっせと世話をしたり小屋を改良したりはするが、キツネやらアライグマやらに殺されても、それはそれ。何割かは仕方ない的な感覚?ペットというより、商業家畜に近い感覚なのかな?と感じた。まぁちょっと昔は自宅で鶏しめてた時代だったしそんな感覚が色こく残っているのを感じた。あと野犬がウロウロしていた。絶対人間に拾って欲しくなさそうなワイルドなイケおじ感満点の野犬たち。漫画の銀牙に出てきそうな雰囲気があって勝手に犬物語を妄想してた。

野生動物・昆虫・生き物の宝庫

動物系でいうと、猪・キツネ・鹿・アライグマ・狸・アナグマ・猿などなど。敷地の溝にウリ坊が落ちてる、とか、アナグマに屋内に侵入されたらしばらく臭いが消えへんかったとか、犬と散歩で坂を駆け降りてたら、横の斜面を猪親子が並走してたとか。鳥系で言えば、カワセミが窓に激突して脳震盪起こしてたり、ヤマガラやツバメがテラスで巣作りして子育てしてたり、朝イチで玄関開けたら鮮やかなキジが慌てて飛んで行ったり。昆虫系では、夏の初めにはなぜか、換気のために開けてある風呂場の窓から入るのか、空の浴槽でクワガタがひっくり返っているのが季節を知らせる風物詩。冬になると今度は冬越しの場所を求めてアシナガバチたちがうちの風呂場に集合。カメムシの大量発生があったり、台所で巨大な蛇と出会ったり、玄関前では、蛇が大きすぎるネズミを欲張って食べたせいでお互いにのたうち回っていたり、事務机の引き出しに住み着いている大きなムカデがいたり(この子はいなくなっても、いつの間にかまた机の引き出し奥の定位置におさまってるので「」と呼んで共同生活していた)。語り尽くせないほどたくさんの生き物と出会った。そのたびに、ネットであれこれ調べて昆虫の生態とかにも詳しくなった。ちなみに、就寝中にムカデに咬まれることは年1か年2くらいの頻度であった(決して主ではない 主は巨大ムカデだったが、大抵咬まれて起きて探すと小さめのムカデがウニョウニョしてた)。あとは不思議なのだが、就寝中に決まってなぜか頭髪にムカデが侵入してきて起こされるというのも年1か2であった。きっと生き物が苦手な人には耐え難い環境だろう。


飛べなくなって保護してたアシナガバチとクマバチ(この子は半年以上同居した)


この子も飛べなくなった仮面ライダーチックなお顔のスズメバチ


見事な造形の多分スズバチ この子も落ちてた子


もちろんこんな可愛らしい場面も


ちょっとエイリアンっぽい場面も

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