94.映画館は、娯楽の宮殿。教室ちゃいます。
留学生活始まって4ヶ月ちょっと、もうすぐ5ヶ月目。この辺りから、自分の英語力がグンと上がった気がしてた。
毎日宿題と予習・復習を人の2倍3倍しててやっと、会話も聞き取れたり、ややこしい英語表現とかもすこし理解ができるようになってた。
それもあって、映画も臆することなく映画館で映画がみれるようになった。(でも簡単な映画じゃないと無理です)
字幕なしで映画が楽しめる日も近い、すぐそこまできていた!笑
そして、そんなちょうどいいタイミングでMamma Mia! Here We Go Again(マンマミーア2)が公開になった。
マンマミーア1の映画は、私の英語勉強教材として日本にいる頃よく観ていた。理想の男性コリン・ファースも出てるし!(でもどちらかというとお笑いキャラだよね^^)
マンマミーア2は日本よりも公開が早いから、あらすじなどの日本語で知れる前情報はない。あっても英語のみ。
とりあえずストーリーのあらすじは英語で調べてから、映画を観に行った。
さぁ、私に理解できるのか?!とちょっと戦いに行く前のような緊張感に襲われる。
映画を観た感想は、、、最高だった!ちゃんと笑って泣いて、感動してハッピーになった。
これがイギリスで初めての映画鑑賞だった。
で、驚いたのが映画館で観客さんは声だして笑う。
「hahahaha!!!」と大声で笑う。
とか「oh shit!!!!」「Oh my gosh!!」とかあちこちで聞こえる。笑
あぁ、映画館って娯楽の場所なんだなと。改めて感じた。
日本人は映画好きや映画カルチャーがかなり根付いているからか、真剣になって鑑賞する人が多いよね。
そのため、隣の人が号泣してて映画の内容に入れなかったとか、子供が暴れてて、気になってしかたなかった。
とか、環境に振り回されて映画を楽しめない人が多い。
真面目に映画見過ぎなんだよね。
もっと気軽に観るものなんだよな。楽しむために映画・娯楽があるんだよな。って改めて思い出した。
(まぁ日本は映画鑑賞料が高いから、元をとろうとして真剣に観るのもわかるよ)
けどね、ウディ・アレンがある映画で言ってたように「映画館に入るときは、宮殿に入るような気分になる」と。それくらい非日常で特別で、気持ちが高揚する場所なんだよ。
日本でももちろんおなじ。私もこのセリフと出会ったのが大学生の時。
このセリフに感動して、それから映画館での映画鑑賞は、宮殿で楽しもうと明るい気持ちで観るようにしてた。
真剣になりすぎて怖い顔で映画をみても、人としての豊かさは育まれない。
話は逸れたけど、日本と違ってこちらの映画鑑賞はとっても楽しい。
みんな軽い。軽すぎてエンドロールは全く観ない。笑
映画が終わった瞬間に立ち上がり、エンドロールフル無視。ピクサーもびっくり。
これは。。。観といたほうがええんちゃう?とツッコみつつ、私は最後までエンドロールを観たのだけど、そもそも映画が終わってすぐに明かりが着くことがおおいため、エンドロールの映像はあんまりよくみえない。
最後までいると確実に変な人。
まだエンドロールが流れてても、掃除が始まったりもする。笑
一緒に掃除がしたくなる。
これはけっこう衝撃だった。
そして映画と映画館カルチャーを楽しんだ日になった。
プロポーズまであと430日