不動産の二極化
皆さんこんにちわ!!いつもご拝読頂きありがとうございます。
今回のテーマは、コロナショック以降、先進国を中心に不動産が二極化しているということについて書きたいと思います。
まず、二極化?ってどういうことなのかというと、単純に不動産価格が上がっている or 下がっているということなのですが、不動産タイプによって大きく方向性が異なっているということです。
個人の一般投資家の方が「不動産投資」と言うと、住宅不動産のことを連想し、アパートやマンション、戸建てを指すことが多いかと思いますが、機関投資家や法人等の大口投資家の間では、商業不動産を中心に考えることが一般的です。もちろん大型の一棟マンションも対象にはなりますがまずは商業不動産です。
ここで注目すべきは、コロナショック以降、レジ系の不動産(住宅不動産)は非常に堅調に推移しており、過去最高値に高いのではないかと思わせるほどの勢いです。
アメリカでもこれは同様で、完全に売り手市場にあります。
しかしながら、商業不動産においては、消費の落ち込みに比例してオフィスや店舗、ホテルなどの不動産価値が下落しています。
つまり、投資家として今狙うべき投資先は商業不動産なのですが、ここで一つ疑問が生じる方が大半だと思います。
コロナ禍である今、なぜ商業不動産投資なのか?
答えはシンプルですが、「安く買って高く売る」
先日投稿した記事でも書きましたが、投資の本質はこれに尽きます。
ではなぜ個人投資家がそれでも商業不動産投資をしないのか?
それは、日本人個人投資家の脳裏には、不動産投資=賃料収益という固定概念が染みついているからです。
ではなぜそうなったか?
日本の不動産は、購入時よりも売却時に高値で売れるケースが相対的に圧倒的に少なく、不動産価値が落ちることに違和感を感じないからです。
しかしながら、海外不動産では全く逆で、賃料収益はもちろんですが、売却益をどれだけ狙うかがポイントです。
つまり日本人は投資の考え方が遅れていると言えます。。。
結果、プラスになればいいじゃないかと言う声もありますが、それであれば尚プラスを取りに行く戦略のほうが良いに決まっています。
レジデンス投資が悪いわけではなく、業者保有の高値不動産をわざわざ掴みにいくのであれば、利回りも高くなる仲介で投資を推奨します。
そして海外でいうと商業不動産投資は非常にお勧めです。