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ずっと何かから逃げている気がする

こんにちは。
さっとんです。

「夫と距離を置く」から少しずれている気がするかもですが、実は関係あること。

ずっと何かから逃げている気がする。
それは「仕事」に関すること。

私はどこかで「仕事」に対してコンプレックスを感じている。
というのも、多分これまで最後のところで「逃げてきた」という感覚があるから。

昔からわりと何でもある程度器用に出来てしまう方で、「コツコツ積み上げる」ということをしてこなかった。

大学を卒業して最初に入社したのは、文系からの全く未経験でのシステムエンジニアとしての会社。ある程度研修して、資格も取った。
でもあんまり身についている実感はなかった。
これは言い訳かもしれないけれど、入社後不景気で新人の私ができる仕事はほとんどなかった。
「研修」の名目で何かを勉強することになったけど、いつ実務に就けるかわからないまま、結局一年半でその会社を辞めた。

同じく文系から未経験でシステムエンジニアとして頑張っている友達もいたのに(別の会社)、特に何も実績もないまま辞めてしまった自分がすごく恥ずかしかった。

次に就職したのは、とにかく早く辞めたくて一番初めに受かった会社。百貨店でのミセス服の販売だった。
一緒に働く人はだいぶ年上のおばさま方。
お客様もだいぶミセスの方々。
でも年上の人たちに囲まれるのはわりと好きだった。
ただ売上を追う仕事に向いていなかった。販売職である以上、一定の成果(数字)を出さないといけない。
お客様とお話したり接客するのは嫌いじゃない。
だけど数字を稼ぐためにプラスもう一枚をすすめたり、数字のために顧客に電話したりするのが苦痛だった。

「もう充分服持ってるだろうに…」

今思えば、必要か必要じゃないかはその人にしかわからないし、もしかしたら「買う」ことがしたい人もいると思う。
だけどその時の自分はあまり貪欲に数字を追うことができなかったし、この仕事を一生の仕事にしようとは思えなかった。
この頃結婚が決まったこともあり、それを機に二年半勤めた仕事を辞めた。

次に就職したのは、ちょっと独特な仕事。
詳しくは書かないが、仕事の内容はとても自分に合っていた。
一番目の仕事で、進捗管理と報告・相談の大切さを学んでいた。
二番目の仕事で、「言い訳をしない」ことを学んでいた。
これらのおかげで仕事を進める上で困ることは少なかった。
ただ、わずかな人数しかいない会社だったから、いずれ今やっている作業だけではなく、取引先と打ち合わせをしたりプロジェクトを管理する立場になることになる予感があった。
でも自分の上にはもう60近い上司しかいなく、その人がやっていることを自分が出来るとは到底思えなかった。
その頃一年くらいかかってやっと第一子を授かることができたので、出産前に三年半勤めたその会社を去った。その会社には子供がいる人がいなく、社長も子育てに理解がなさそうだったからだ。

というのもあるが、結局大変になりそうになる前に「逃げた」のだ。どんな理由をつけても、自分の中でやっぱり「逃げた」という感覚が拭いきれない。

一つ目の会社でも、腐らず着々と力をつけていれば、いつか実務について成果が出せたかもしれない。

二つ目の会社でも、もっと数字に向き合ってみることができたかもしれない。

こんな「タラレバ」を言ってもしょうがないが、どうしても努力をする前に逃げてしまった自分が信用できない。

どの仕事についても、「ある程度」は出来たとしても「その先」に行ける自信がない。

今の時代、一つの仕事をずっと続ける必要はないと思っているが、色々積み重ねていく必要性は感じている。

今専業主婦をやっていて、ありがたいことに「これくらい稼がなくてはいけない」という金銭的な縛りはない。

だから次に仕事をするなら。
せっかくなら、お金のためだけじゃない仕事がしたい。

これまでいくつか仕事をしてきて、
自分の向き不向きみたいなものが少しわかった気がする。
自己分析みたいなものもしてみて、自分が好きなこと、やりたいこと、得意なこともなんとなくわかった。

だけどそれを実際の仕事に結びつけるのが難しい。というか「仕事」というものにひよっている自分がいる。

長い人生、これから自分は何をして生きていくのか。せっかく考える時間があるのだから考えないと。

そう。
夫のことばかり考えてないで、私には他に考えるべきことがあるのだ。

もちろん夫婦にフォーカスしなきゃな時はあるが、夫のことを考えるのに忙しいフリをして、自分の仕事について考えることから逃げちゃだめだ。

よし。頑張ろ。

【余談】
ちなみに、占いで私の適職についてみてもらったことがあるが、
「宣教師」「宗教家」
と言われた。どないせいっちゅーんだ。


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