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阪大基礎工学部 推薦入試 口頭試問2025 の出題を本気で予想!
2月9日は大阪大学基礎工学部の推薦入試です。
この入試では2月7日に共通テストの結果をもとに1次選考が行われ、通過したメンバーが2日後の口頭試問に進むことができます。
1次選考のボーダーは年度や学科によって異なりますが、75~80%程度がボーダーであることが多いです(情報学科はもう少し高め;85%で通過しなかった年もあり)。
今年度はインフレ傾向にある共通テストですが、どうやら75~76%あたりにボーダーがあるようです(公表はされていませんが、かなり確定的な情報です)。共通テストより前に出願となるこの入試においては、必ずしも高得点のメンバーばかりではなかったようです。
最終試験である2次試験は、物理・化学・数学分野など5題ほどの中から1題選び、試験管とやりとりをしながら黒板で説明できたら合格する入試です。
1発の口頭試問をうまく答えられたら合格、というロマンあふれる入試です。
筆者である私は、10年以上この入試に向き合っており、担当した高校としては合格者輩出数日本一を複数回獲得しました(あまり詳細を書くと身バレするのでアレですが、、)。
昨年度は「ニュートン振り子の原理」や「髪の毛を水でぬらすとクセがとれる原理」についての説明でした。
これに関しては、両方的中した経緯があるのですが、歴代の出題や的中エピソードなどについては、また別記事で書かせていただきます。
さてさて、今年度はどんな問題が出るのでしょうか??
下記①~③の経験則にしたがって、真剣に予想してみます!
(今回は、物理分野に限らせていただきます)
①過去に出題された内容がリメイクされることは基本ない。
➁複雑な計算ではなく、定性的な自然科学の理解を問う問題が出る。
③力学・電磁気分野の出題が多い(特に運動量保存や電磁誘導の出題が多い)。
現在担当している生徒が不利にならないよう、申し訳ないですが、重要部分は有料の記事とさせていただきますm(_ _)m
試験が終わったらフリーで公開いたします。
【出題予想1】カーテンレールに取り付けられた単振り子の運動
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問
自由に動けるカーテンレールに単振り子をとりつけ、静止した状態から振り子に初速度v₀を与えるとどういう動きをしますか。カーテンレールに取り付けられた自由に動ける部分の質量をm、振り子の質量をMとします。
※質量mが0でないことも重要です。
さらに、質量Mの振り子は最大どれだけの高さまで上がるかについても述べてください。
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