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物上げマシーン秘話【1章】第四話~完~

「おいガキてめー!!!!!!」

色黒ツーブロックが俺に向かって言った。




俺は反射的に

「あ?」

と言って振り返ってしまった。





「おいガキてめー誰に向かって言ってんだ?あ?」

「あ、すみません、ちょっと緊張しちゃってまして…」

「てめーはなんでタイジさんにタメ口なんだよ?あ?」


あっ、そっち!?

そこで俺はやっと意味がわかった。

俺は一番下っ端だ。

タイジの友達ではないんだ。




「すみませんでした!気を付けます!」

「気を付けるじゃなくて今すぐタメ口やめろ。次やったらぶっ飛ばすかんな。あ?」

「わかりました!」




確かにこれは完全に俺が悪かった。

なんなら一発目からかまされた…。


あとからタイジに話を聞くと課長のソメヤシュウイチさんということがわかった。




俺はこの会社に入った時から別人格で生活をしていこうと決めていた。

一瞬危なかったけどw

何事も我慢我慢…。




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