劇場版Endless SHOCK感想1
今年はSHOCKが映画館で楽しめたので、シーンごとに好きなところ等を具体的に書き殴った自己満足感想文です。SHOCK本編及びeternalの盛大なネタバレを含みます。
円盤が欲しいけどない…故に自分がシーンを脳内再生するためのきっかけメモなので他人に優しくない文章です。全然書き終わらないのでとりあえず1幕Scene4まで。
●Overture
オケの音出しで既にわくわくが止まらない。登場曲を幅広くメドレーで流してくださるので、ストーリーと曲を把握している身としては、後半に楽器数を絞って夜の海を演奏された時点で涙腺に多大なるダメージを受ける。壮大に演奏しておきながら鐘の音で一旦区切って沈黙の中バイオリンソロでメロディに入るの聞いてると感情のたかぶりがすごい。そんなのってずるいよ。
オーケストラピットの中って覗けないから、映像で見せてくださってすごくすごく新鮮。わかってはいたものの、本当に沢山の方々が一緒に作り上げてくださっているんですね。
音色に合わせメインステの幕にスタッフロール(少なめ)が映し出される中、まずeternal producer JOHNNY H.KITAGAWAの文字が出たところでもうつらい。
●Scene1
Opening
幕が上がる時、それまで幕にも周りの壁にも投影されていたゴシック模様みたいなのがサーーっと周りに避けていくので既にドキドキしてしまうが、毎度ながら初手の幕の開き方がめちゃくちゃ好き。幕が四隅に向かってゆっくりと開いていくと菱形に光り輝くステージが見えてきて、階段も背景も全面にライトがついた中シルエットでひとり現れるコウイチ。現場で観るときこの時点で泣いています。
直後アンサンブル揃って階段からみんなでポーズ挟みつつ降りてくるの愛おしさが天元突破してしまう。昔のSHOCKでは階段途中の止まって決めポなかったじゃないですか。でもあれ入ったの個人的にすごく好き。1つめのポーズすごく可愛くない?ちゃらららららら〜ちゃっちゃ(←ココ!)好き。どうしてあそこのブロマイドがないの。あとコウイチが階段降りて口上後、「いつかきっと行ける」の歌詞の後のコウイチセンターで3人揃って踊るとこの振りがすごく好きで。だめだ誰にも通じない国語力が不足しているオタク構文しか話せてない、まともな感想文になるように軌道修正して頑張ります。
話は戻りますが階段上のコウイチがしっかり目に右側左側を向く振りのところでちょっとアップになりつつ舐めるように回るアングルのカメラ、ドローンなのかしら?が入るの、映像のメリハリがついて映画館の大スクリーンで観るのすごく良い。推しが今日も美しい。
コウイチが一旦階段上段に向かってはけ、タツヤたちが踊って、美波里様登場。美波里さんの衣装のセンス、これより後のもだけどほんと最高でよくお似合いで素敵です。ショートめのジャケットにワイドパンツでもう腰の位置が高い高い、お美しいです。美波里さんの「限りなく輝いて」の歌詞あたりですごい勢いで前に滑り込んでくる2人の動きが素早すぎて毎回微笑んでしまう。
この階段のシーン、以前はリカちゃんの登場なかったと思うんですけど、ここで出てきてみんなでの決めポーズ入るのほんとカンパニーが可愛くて箱推して感じ…リカちゃん脚が見えるミニスカート後ろ長めな衣装、黒キラキラの大人っぽさとミニスカートの少女性が良い感じに相まってヒロイン感強いなと思って見てる。可愛い。
オーナー挨拶
「客席の明かりが消え、音楽が高鳴り、幕が上がる。そのときめきはブロードウェイもオフブロードウェイも変わりません。想いの全てを込めて私たちはショーを作り続けています…この小さな劇場で。」の台詞、いつ聞いても胸が熱くなってしまう。特に「この小さな劇場で」のところの美波里さん、一旦目を伏せるの表情とか仕草が、愛おしいカンパニー、愛おしい演劇を語る様で本当に好き。
あとバックに去っていったものたちの亡霊たち(便宜上こう呼びます)が出てきた時の「今も夢を見ているのかもしれません」の動きもめちゃ好きなんですけど誰かわかってください。ちなみに亡霊たち、ブラックライトで蛍光してるけど、一体どこに仕込んであるんだろうと思って映画館でよく見たら、傘の内側にライトが仕込んであるんですね!すごい、楽しい。劇場だとこんなに近い席取れたことないから全然見えなかった!
「それではショーが始まります!」←聞くとeternal出だしのひどいモノマネを思い出してちょっと笑ってしまう。
●Scene2
フライング
一旦暗転してからのパッとついた明かりで吊られてるコウイチが見えた瞬間のこの胸のときめきを叩き落とす、初っ端、落ちかけるフライングシーン。演技ってわかってても毎回ハラハラしてしまう。映画だとここでカメラがアップになっていて、これまでの映像化でもここまでアップにはしていなかったし、客席からは当然見上げるしかない場面なので、尚更臨場感があって心臓に悪い。
落ちた後、福ちゃんもそうだったけど、越岡くんのフライング金具の付け外しの速さがプロですごいなあと。あとコウイチすぐ後ろの2名は金具を左手に持った手のポーズのまま振りをつけてあって、それでシンメで踊るのも好きで(自分でもなんで?)。前は越岡くんは福ちゃんとシンメの上手側だったのに2020は下手側で逆手の振付、振り付けが逆になるのはSHOCKメンバーでよくある出来事だけど、本当によく間違えないよねっていつも感心して見てしまう。映画では金具つけ後の肩ポンポンがフォーカスされてて、お顔もよく映るから信頼関係もそこで強調される感じが非常に良きです。
そして飛ぶ。そもそもこの曲、作曲堂本光一のSo feel it comingが好きなんですけど、これ歌詞がかなり前向きで、ちょうどフライングで回っている時はBメロ〜サビ部分が流れているのですが、サビの歌詞は「Cuz I know you're gonna find it! I know you're gonna make it! Oh dreams do come true」なんですよね。めちゃくちゃざっくり訳すと「君は見つけられる・君はできることを僕は知っている。そう、夢は叶う。」みたいな。今後の悲劇を分かった上でこの曲とかNew Horizonの歌詞聞いてると切ない。ちなみにこの時のカメラワーク、これもドローンなのかしら。絶対に見えない空中視点でのフライングが見られるのはSHOCK2020映画だけ!よくカメラもぶつからないでフライングを追いかけられますね。ドローンの技術については不勉強でよくわからないけれど映像も綺麗でアングルも素敵なので本当にすごい。こんなに近くで美しいフライングが見られるの、しかも大スクリーンで。もう既に3000円払った甲斐あったわ。この時、音響も回してくれていて、映画館をぐるっと回る音で歌声が響いてくるの、最高。なんていうの、音がダミヘ収録みたいな感じなの(オタクにしか通じない例え)。ずっと聞いていたい。
フライングのキャッチはマツザキ。今回の配役、松崎くんがカンパニーの人間関係の中ですごく良い位置で活躍してて良いよねえ!コウイチとの信頼関係もあるし、カンパニーの年下への配慮も行き届いてるし、タツヤにも寄り添ってるし。
The company→NEW HORIZON→車→NEW HORIZON
なんて言えば伝わる?昔はコウイチ肖像画の登場マジックやってたとこのシーン。私はマジックやってた頃よりカンパニーの良さが出ていて最近の演出の方が好き。タツヤたちが踊って、上手側行って、下手側でコシオカたちが踊って、リカが出てくるやつ。リカちゃんの黄色ドレス見ると、あぁ、リカだ!って再認識する。あとここの上手から下手に移動する時のリカちゃんの振りも好き。メロディーの境目に2回くらい振り入るやつ。可愛くない?
サビの入り、みんなで揃って踊るとこ、「I say yes!」の指差しは光一さんのオタク全員好きでしょ。曲の終わりがけのちゃーらーらーーーーのところのゆっくりした振りも好き。
前はリカが乗って車登場だったけど、エスコートして乗せるところからやるのときめきです…♡ 車の配置がステージ奥だからいつも見る時は遠いのだけど、ここでカメラが寄ってくれることで初めてまじまじと車シーン観察できた。へえええ…背景の電飾も揺らめいててますます不思議。膝をついて手を差し伸べてリカを車からおろすところ、もうずっとずっと好き。おろした後律儀に扉閉めに戻るのにこにこしちゃう。
曲がNEW HORIZONにもどって、リカちゃんと2人で踊ってるところ下手側から煽りアングルで観られるのすごく良い。曲の終わり、ステージ奥に向かってコウイチ、タツヤ、リカ3人で締めるところ、奥側が客席の演出に変わったことでバックステージの打ち上げシーンがスムーズに自然で観やすくなったと思う。
●Scene3
Yes, My Dream
ストーリーを分かった上で見るとこの辺りが全員幸せな最後のシーンだなって思ってしまってもう辛い。僕は死ネタと人間関係の不協和音が地雷のオタクです。自らの地雷原でタップダンスして血を流しながら生きてる。
ここでコウイチがマツとガシって手を組むシーン、カメラでもあえてアップで抜かれていて、コウイチ復活後にも同じ動きがあるので、普段からこの動きやってますの強調なのかなって。復活後の同じ動きとその後のマツの反応が切ない。
下手、脚立上でタツヤが歌ってる時コウイチとリカがお話して、リカがそっとコウイチの背中に手を添えているのがきゅんです。コウイチの「何があってもショーは続ける、当たり前のことだろう?」の後にリカがアップで抜かれてて、「やっぱり好きだなぁ」みたいな表情でコウイチを見つめているのがせつな甘酸っぱい。少女漫画か。
ビバリさん出てきた後、コウイチ上手タツヤ下手木箱の上でラスト「明日の未来へ!」を迎えるのが幸せのピークじゃんつら…この曲は珍しく光一さんが歌詞書いてるんだよね。「立ち止まらないで あしたへと走ろう 勇気と希望と 夢を現実に変えてみせるさ」………つら…
次の公演、シェイクスピア…のところでタツヤを揶揄いにいくコシオカ、おみ足をぶん回して対応するタツヤ、カンパニー仲良しさんで本当にキュートだなって…はぁ…つら…
「今日は千秋楽なのよ、パーっっと派手に」のところのパーっで脚をキュッとするビバリさんが素敵。
憧れ、My Dream
これもここ数年で入った歌ですよね。うきうきしてるリカちゃんも張り切ってるタツヤも可愛いから時をここで止めてくれ頼む…。「今日こそ伝えよう 私の、」の後でうふふって笑うリカちゃんの可愛さよ。あとリカがマツに「リカ、コウイチ、もう行ったぞ」て言われた時の返答だけ聞き取れなかったのですけど誰か教えてください。2人でねーーーってしてて可愛いことしかわからない。タツヤ、さっきまであんなにオラついてたのに急に可愛くなるじゃん。応援したくなってしまう。ビバさんに指輪差し出した瞬間のマツザキたちの指差し「チェックメイト」が面白くて毎回笑ってしまう。余談ですが、私、昔のビバリンゴのくだり割と好きだったんですけど、ギャグパート削られましたね。
●Scene4
ONE DAY
屋上シーンの下でアンサンブルが踊るじゃないですか。チームUSAは帰国後の撮影だからいないんですね…しゅん。「走り続けるのさ」のところのアンサンブルの振りのそろった感じが好きなんです。みんなの私服変更かかってるのもいつからか忘れてしまったけど、リカちゃんの最近のお洋服可愛いよね。リカはネックレスにパワー込めてますけどどんなお願いだったのでしょう、いずれにしろ叶ってないのだから切ない。リカちゃん流れ星後も一生懸命お祈りしてるのに…。
星といえば劇場天井のお星さま照明が映るアングルすごくいいですね。全編通して昔より「あの星(夢)に手を伸ばし 捕まえるその日まで」が強調される様になった印象です。
コウイチが、「ネックレスはみんなから」って言われてみんなを振り返るシーン、上手側からのカメラアングルで絶対見られないアングルだったので嬉しい。カンパニーだいすきコウイチはみんなからって聞いて嬉しかったんだろうな、タツヤの方も見て嬉しそうにしてるじゃん…と思うとなおさら切ない。この時、アングルが上手側からだからネックレスを差し出されたタツヤの表情は見えなくて、きっと複雑な表情してたのだろうな。誰かもう時を止めてくれ。コウイチの台詞、ちょっとたそがれちゃって、がちょっと浸っちゃって、から変更かかってると思うんだけれど、台詞変更の仕方がほんと細かいっす。 そういえばeternalの屋上シーン、リカちゃんが「本当は私の気持ちに気付いてたんでしょう!?」みたいな感じでもういないコウイチに呼びかけるシーンを思い出しました。おいコウイチ!みたいな感じの強め呼びかけだったの面白かった。大阪公演1回しか観てなくて記憶があやふやだからもっかいeternal観たいな。
あと、屋上シーンに寺西くん入ってるのも良いですよね。彼の演技、自然で好きです。後で書くけど大階段のシーンの演技、特にとても良かった。
タツヤをマツが唆して、タツヤがそれをリカに実行してみるのも、やっぱ仲良いなぁというのがよく見える。
みんなでキャーキャーしながらパーティに向かうとこ、「リカ笑って?」「もっと笑って?」「かぁわいいい〜!!!」「マツ、挽肉にすっぞ。」が好きすぎて。みんな好きだろう?あの子たちの夢が、私の夢…!
嘘だろ書いても書いても全然シーンが進まない…ちゃんと書き終えたい…。