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痛いの痛いの○○○

ちょっとしたササクレとか、ごま粒より小さいキズとか、一週間前のキズでさえ、こどもにとっては一大事で、どうしたらいいか分からないみたいだ。

大人ならいつかは治るって知ってるし、何度も痛い痛いと言っても仕方がないことも分かっている。

でも、子どもは痛いときに身近にいる大人に、痛いね、大丈夫だよ。と気持ちを受け止めて、励ましてもらいたいのだろう。

そこで、痛いの痛いの飛んでいけ~!の出番だ。皆さんも一度は誰かにおまじないをかけてもらったことがあるかもしれない。
もちろん、その言葉だけで痛さが消えることはないだろうが、何もしないで大丈夫だよ。と言うよりは、目の前で痛い原因である何かが飛んでいったように見せてくれた方が、痛さが和らぐような気持ちになるだろう。何より、身近な大人が自分の困難に一緒に向き合ってくれているという心の安心感が大きいかもしれない。私たちも小さい頃から、そうやって小さな困難の乗り越え方を知ってきたはずだ。
もちろん、泣くな!そんなキズ大したことない!と𠮟咤激励された記憶がある人もいるかもしれないが、大人は、子どもが辛い時に、何かしらの対応をすることが大切なのだと思う。

適当にあしらわれたら、その時の場面を、子どもたちが大きくなった後に覚えてはいないかもしれないけれど、きっと心には見えない何かが積もっていくのだと思う。

だから私は、今日も明日も、痛いの痛いの飛んでいけ~!と、子どもたちに小さなおまじないをかける。
でも、いつも同じパターンだとつまらないかなと思って、ちょっとずつ変えたりするんだけど、この間は少しだけ自己流のまじないがエスカレートして暴走してしまった。

私  痛いの痛いの、、

飛んでいけ〜!ぷしゅ〜〜〜ひゅーっゴゴゴゴゴゴ〜どぉ〜〜〜〜〜んガッシャーーンパチパチパチパチッ、、、、。どう?


子ども、、、、、、、まだ痛い。

私、、、、さ、早くみんなとご飯食べに行こうね〜汗

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