見出し画像

食べログの評価値と価格帯の相関係数をしらべてみた(生息範囲)

うまいものを食べたいのでどんな法則があるか調べてみた

仮説:高けりゃうまい説 → 評価値と価格帯で相関係数をだしてみる
評価も複合的だろうけれど、うまくなきゃ評価が高くでないのを想定

結果
評価値と価格帯の相関係数
昼 0.095
夜 0.093
 →ほとんど相関なし → 相関なしのため因果もなし→高けりゃうまいというわけではなさそう!

(参考)相関係数をrとすると
│r│ =0.7~1 かなり強い相関がある
│r│ =0.4~0.7 やや相関あり
│r│ =0.2~0.4 弱い相関あり
│r│ =0~0.2 ほとんど相関なし

ヒストグラムとパレート図
 → 8割が 3~3.2!


散布図
縦:金額
横:評価


先生(GPT)の言葉

価格帯と食べログ評価の相関がほぼ見られない(相関係数が 0.09 程度)という結果は、以下のような背景が考えられます。


1. 食べログの評価が「コスパ(費用対満足度)」に依存する

  • 食べログの点数は「価格が高いから評価が上がる」というよりも、「その価格に見合った満足度が得られたかどうか」で評価される傾向が強いと推測できます。

  • 実際に高級店ほど高評価が付くわけでもなく、リーズナブルでも「値段以上に美味しい」と感じられれば高評価になるため、価格と評価が比例しづらい という理由が考えられます。

2. ユーザー層の多様性

  • 「いくら出しても良いから、とにかく一流の味とサービスを求める層」と「安くてボリュームがあれば十分という層」など、食べログを使う人のニーズはさまざまです。

  • 価格が高くても厳しい目線で評価する方もいれば、むしろ「高価格帯の店は ‘特別感’ を感じやすい」というタイプの方もいます。

  • こうした 多様な評価基準が入り乱れる ことで、結果的に「価格と評価」があまり相関しないように見える可能性があります。

3. サンプル数やエリア・ジャンルによるばらつき

  • サンプルは、地域やジャンル・営業時間(昼 or 夜)などによって価格も評価傾向も変わります。

  • 本来の価格帯や味のジャンル、あるいは地域特性をさらに細かく分けて分析しても、やはりそれほど相関しない可能性もありますが、分析軸を細分化すると微妙に違う傾向が見られることも。

4. 食べログのスコア分布が狭い

  • 食べログの評価(3.0~3.5 あたりに集中する)のように、スコアの変動幅が狭いと、数値的な相関が見えづらくなることがあります。

  • 一方、料理ジャンルとしては「激安食堂なのにすごく美味しい」店に高評価がついたり、「高級店だけどコスパが悪い」と厳しい評価になる店もあるため、価格帯と評価が一方向に強く結びつく構造にはなりにくい わけです。


まとめ

  • 相関係数が 0.09 程度だと「ほぼ無相関」と見なせます。

  • これは ユーザーが感じる「満足度」≠「単なる価格」 であることを反映していると考えられます。

  • また、食べログ自体の算出方法が「値段の高さそのもの」ではなく「値段に見合う価値があるかどうか」を中心にした口コミで左右されるため、価格帯の上下よりも「コスパを含めた満足感」で点数が決まる結果と言えそうです。

いいなと思ったら応援しよう!