ThankS②
さて、前回は
ClariSのカレン、卒業
といういきなりの読者(いるのか?)置き去り展開によって、自分の気持ちすら置き去りにされてしまった形ですが。
まず、ClariSというユニットをもう少し詳しく話していこうと思います。
ClariSとは
2010年、10月20日。
『irony』というタイトルの、1枚のシングルCDが発売されました。
《俺の妹がこんなに可愛いわけがない》というアニメのOP曲として世に出たこの曲は、デビュー曲ながらオリコン最高位で7位を記録。
この時、中学2年の若干14歳(13歳かもしれない)。
現役女子中学生ユニットとして話題を呼び、クララさん、そしてアリスさんはClariSとしてメジャーデビューを果たしました。
デビューのきっかけはニコニコ動画。
当時、歌ってみた動画がブームとなっていた頃。彼女達は〘アリス☆クララ〙という名義で中学1年から始め、その歌唱力が話題になり、なんと雑誌リスアニ! の創刊号付録としてCDデビューを果たしたのです。
その後、先述のアニメ主題歌の担当歌手として異例の抜擢を受けます。歌ってみたからメジャーデビューまでのその間、1年と10日。シンデレラ・ストーリーです。
翌年の2011年、2ndシングルとして発売された一般認知度も高い《魔法少女まどか☆マギカ》のOPである『コネクト』で大ブレイク。
長らくClariSの代表曲として認知され、愛されることとなります。
その後もスマッシュヒットを飛ばし、なんと2014年の10thシングル『STEP』までのうちの9作でオリコン7位以内という、当時高校生のふたりが記録するには異例のヒット続きでした。
しかし、その時は突如として来ます。
2014年、5月26日。
6月4日発売の3rdアルバム『PARTY TIME』をもってアリスさんが卒業すると、公式から発表がありました。
6月1日にはその発売記念イベントである先行試聴会が控えるなかの衝撃でした。
アリスさん卒業後、クララさんはひとりでもClariSを続けていくと発言し(6月16日・めざましテレビのコーナーであるミドリgaマドグチでの独占取材にて)今後もClariSは活動を継続していくことが明言されました。
そして、クララさんは練習パートナーとして、馴染みの顔で、イベントのバックダンサーも務めたあるひとりの女性を選び、後に彼女とは10年間も一緒に活動することになります。
練習パートナーであり、新しいユニットパートナーとして選ばれた女性……カレンさんと、同年11月8日に再びリスアニ! の付録CD『Clear Sky』で新しい扉を開きました。
当時〘新生ClariS〙と呼ばれたクララさんとカレンさんの物語は、そこから始まります。
主な活動として……
2015年1月にはリスアニ! LIVE-5にて初めて新体制での生歌唱を披露。
7月には初の単独ライブ開催(ClariS 1st Live “扉の先へ”)。
2016年には1stツアー(ClariS 1st Tour “夢の1ページ…”)
2017年には武道館公演も果たし、同年9月に行った公演では遂にその素顔を披露。
その後もコロナ禍を挟みながらツアーや公演を続け、現在に至ります。
いずれ、その足跡を私の主観や私的感情を含めてお話ししたいと思います。
今日はここまで。
月に祈りながら、おやすみなさい。