【最新回】11月3週目(11/21~11/27)の新曲レビュー
みなさん、こんにちは。m.c🦋です。1週間に出た新曲の中からピックアップして、ランキング形式で表示します(※1)。プレイリストもありますので、気に入った曲が見つかったらライブラリに追加できます。
それでは早速やっていきましょう！
(※1 全ての新曲をチェックしているわけではありません。）
👑ランキング👑
５位 WHO ARE U ? 2022 (feat. TOKONA-X & ¥ellow Bucks) / DJ RYOW
岐阜県大垣市に生まれ、名古屋を拠点として活動し、AK-69などと共に名古屋のヒップホップを全国に知らしめたベテランのDJ、ビートメイカー、プロデューサー。この曲のオリジナルは、DJ RYOWが神様と慕ったラッパー、TOKONA-X(2004年逝去)による生前最後にレコーディングされた遺作。2005年に発売されたこの曲は、約20年経つ今でも全国各地でプレイされているとか。これまでもAK-69や般若、T-Pablowなど錚々たるメンツによるリミックスが4作ほどつくられている。「WHO ARE U ? 2022」と題された今回には、¥ellow Bucksが参加。曲の後半、登場するバースは一言目からかっこいい。空気がキリっと引き締まるようである。2002年のアルバム『The Eminem Show』の9曲目「Drips」にて、オービー・トライスからマイクを受けとりライムを放つエミネムを彷彿とさせる。（2022年11月22日リリース）
４位 ダンボールの色 (Rock Sound) / 4na★
2020年12月にアーティスト活動を始めたばかりの4na(シーナ)。その人気に火をつけた曲が、2020年11月にYouTubeにアップした「hazama」。もともと初音ミクのボーカル曲としてアップされたものを、4naがカバー。TikTokなどのSNS上で話題となった。この曲は、そんな4naの初となるアルバム『a Beast』に収録された一曲。オリジナルは4naも参加したMAISONdesの同名曲。住宅情報サイトSUUMOとのタイアップ曲である。どちらの曲にも良さはあるが、私は4naのバージョンの方が断然好きだ。エモさが強調されたサウンドがお気に入り。（2022年11月23日リリース）
３位 BET / 松下洸平
東京都八王子出身の俳優、シンガーソングライター。2008年に『STAND UP!』でCDデビュー。2009年にミュージカル『GLORY DAYS』で俳優デビュー。以降舞台や映像で活躍。第26回読売演劇大賞 杉村春子賞・優秀男優賞受賞、第73回文化庁芸術祭 演劇部門 新人賞受賞という、ホープ。この曲は、自身初となるフルアルバム『POINT TO POUINT』に収録された一曲。ジャンルはオルタナティブか。大人な雰囲気が漂う一曲である。すこしだが星野源味がある。（2022年11月23日リリース）
２位 ネオンライトに呼ばれて / ヒグチアイ★
平成元年生まれのシンガー、ヒグチアイ。その歌声は、少年のようなあどけなさを感じる。今年の1月には、アニメ『進撃の巨人 The Final Season Part 2』のEDとして書き下ろされた楽曲「悪魔の子」を発表。この曲はSNSでも数多く使われており、一発撮り歌唱の企画”THE FIRST TAKE”にも出演している。「ネオンライトに呼ばれて」はミニシアターで放映される映画の主題歌になりそうな曲。ヒグチアイのＨＰ上でやっているうふふプロジェクトが面白いです。（2022年11月23日リリース）
１位 プレミアムワールド / 広瀬香美
スキー場の神様、広瀬香美の新曲は、とにかくスゴい。”ラスボス”と言われ親しまれる小林幸子や、作風をガラッと変えた和田アキ子の「YONA YONA DANCE」といい、もともと力のあるベテランがZ世代の土俵に降臨するケースが最近増えている。１０数年前までは、このような逆流現象がおこることはほとんどなかったのではないか。時代は変わったのだと、実感する好例である。「プレミアムワールド」にちりばめられたエッセンスは、K-pop、”そこに愛はあるんか”の一節、過去の自身の曲、などさまざまで、私が見逃している箇所は多いだろう。曲調だけでなく、そうした創作態度が、現代的だ。積み上げたキャリアもあるだろうに新しいものを取り入れる姿勢に、人としてのしなやかさを強く感じる。（2022年11月23日リリース）
（★は特にお気に入りの曲）
♪プレイリスト♪
ここから追加できます。
🦋今週のひとこと🦋
２位～４位の流れは通しで聴くのがおススメです。もう１２月ですね。年間ベストの季節がやってきました。
🦋
来週は12月9日に投稿予定。【最新回】です。お楽しみに!
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