みろくの独り言(7)
みなさんこんにちは。
アンドロメダ星出身
弥勒菩薩の生まれ変わり。
現世では美紀という名を頂いて
みろく(369)の実現を目指して
愛に満ちた人生を送っています。
今私はフィレンツェ在住。
移動はもっぱら徒歩か自転車。
自転車に乗ってもゆっくり漕ぐので
交差点でも道は譲るし
急いでる人はビュンビュン抜かしてく。
ふと追い越した自転車を見ると
小さな女の子がヘルメットをかぶって
後ろにちょこんと乗ってる。
お父さんらしき男性は、
がっしりしてがたいのいいおっさん。
お喋りするわけでもなく、
黙々と自転車を漕ぐ。
フィレンツェは子供を自転車に乗せて
健気に走ってるママさん多いです。
前にも後ろにも乗せてたり。
パワフルだなあ、といつも感心します。
カゴにお買い物を乗せると
ハンドルが重くなって辛い私。
子供乗せるなんて絶対無理。
そんなことを考えながら
今日もぼんやり眺めていました。
ふと頭に浮かんだのは、
母がいつも話してくれてた逸話。
父が私を自転車の後ろに乗せて
保育園から家に帰る道々。
すでに暗くなっていて、
チェーンで道が塞がれていたのに、
目の悪い父にはチェーンが見えず。
自転車で突進してしまい、
大回転してひっくり返ったという話。
後ろに座っていた私は、
勢いでひゅ〜んと飛んでったそうな。
こんな話を聞くと痛々しいはずなのに
なんとも楽しくなってしまうのは何故?
私が空を飛んでる姿を想像するだけで
ワクワクしてしまいます😳
思春期から父とはほとんど口も利かず、
絶縁状態が続いていました。
でも30歳にもならない若い父が、
カリカリに痩せて
50キロくらいしか無い父が、
私を自転車に乗せて
保育園にお迎えに行ってたのを
想像すると、ただ微笑ましい。
私が生まれたとき
大阪の勤め先から、
母の実家に近い和歌山の診療所まで
電車に乗ってくる途中、
早く着きたい気持ちが強くて
電車の中を走っていたという、
24歳のガリガリの青年の姿も
想像すると、ほんと微笑ましい。
人は長い人生の中で、
失敗もするし、間違いもおかす。
やっちゃいけないことをしたり
嘘をついたり、つかれたり、
騙したり騙されたり、
好きになったり、気が変わったり。
裏切られたら辛い。
好きな人に裏切られたら更に辛い。
でも、
そう言う運命だったんだ。
自分が生まれたとき、
若かりし日の両親が、
どんなに幸せだったか、
どんなに自分を可愛がってたか、
自分を抱っこして、
頬ずりして、
愛情こもった眼差しで、
飽きることなくずっと見つめていた、
24歳の可愛らしい幼いカップルを
想像するだけで笑顔になります。
気持ちが塞がってる時、
なんとなく気分が落ち込んでる時、
自分が生まれた時のこと、
自分と両親のほのぼのした、
愛に満ちた情景を想像してみては?
サポートしてくださる方に愛が溢れ、願いが叶い、いいことが起こり、素敵な出会いがあるように祈りを込めました。いいねを押してくださった方にも同様に。