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オオムラサキ
暫くぶりの、記事になりました。
休んでいるの間に、たくさんの方から、温かなコメントをいただき、有難く、何度も読み返していました。
とても、とても嬉しかったです。
まだ、精神的には、十分とはいきませんが、その時の自分と相談しながら、のんびり続けていければと思います。
どうぞ、よろしくおねがいします。
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山のお寺の参道で、国蝶のオオムラサキに会いました。
久しぶりに会ったので、飛び去ってしまうのではと、ドキドキしながら慌てて写真を撮りました。
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でも、樹液を吸うことに夢中のようで、近づいても、時折翅を広げたり閉じたりしながら、ずっと止まっていてくれました。
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翅の表側が黒い、立派なメスのオオムラサキでした。
ジリジリとする夏空の下で、ずっとこの大きな蝶を見ていました。そして、今、オオムラサキを見ていることの幸せをじっと感じていました。
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30分程して、ありがとう、元気でねと、こころの中で言い別れました。
次の日、その樹にオオムラサキは、いませんでした。
あのメスのオオムラサキが、たくさん卵を生んで、無事にいのちをつなげてくれることを祈りました。
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