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きみがいないこのシーソーを降りる

先日、気持ちをつたえてみた。言ってもいいんだろうか、と思いながら。これの返答を見て気持ちを捨てるか決めようとおもって。
半日後にやっと既読がついて終わった。ほんで私は降りることに決めた。


助けてくれ、と思って聞いた。

Trivia 轉 : Seesaw。



この曲ほど綺麗なものではないけど。最初は私の方が軽くて。だんだん上下していって。平行でいたかったなあ。一瞬、平行になったんじゃないか?と感じた時もあったけど、その時に乗ってたのは彼ではなく雑に作られた人形だった、みたいな。私はそれに気づいていけど認めなかったんだ。しばらく前からもう向こうは降りてたんだと思う。私が眠っている間に。本人だったとしても人形でも、一瞬でも幸せを感じる瞬間はあったんだ。ありがとうとは絶対に言わないけど。さっさと降りて人形を置いていった彼のことを早く嫌いになりたい。たまに乗りに来てごまかしやがって。まあ私のことをダメにしたのは彼、彼のことをダメにしたのは私。ただ合わなかったってそれだけの話。



とにかくシーソーにはもう私しか乗ってなかった。だから私も降りることにする。こういうのそろそろ終わりにしよう。でも今はシーソーの上で1人で横になってる。

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