ボス猿効果について
東京コミュ塾でコミュ人ケーションについて学んでいる尚平です。
本日、9回目の個別レッスンを受講しましたので、以下にまとめます。
この度、職場でZOOM会議を担当することになりました。
少し緊張しております。
内容は、「一日施設見学に伺う前の事前オリエンテーション」。
時間は一時間程。
私が勤務している法人全体から20名ほどが集まります。
初めて会う方がほとんどですので、ZOOMにてどのようにオリエンテーションを進めていくべきか悩んでいました。
そこでJIN先生より、次のようなアドバイスをいただきました。
ボス猿効果(別名:YESセット法)
・サルの群れのボス猿が子猿に指示を出しているようなもの(このような効果をオンライン会議の講師も使っていきましょうというもの、あまりへりくだり過ぎず指示だしをしっかり行っていきます)
・小さなYESを積み上げて、大きなYESを取る手法となります。(手が上がりやすい、丁度良い質問をしていくことが重要)
・話し方を気を付けていきましょう。
話し方としては〇「~~して下さい。~~しましょう。」
✕「~~してくれませんか?」
自分は講師、話を聴きに来てくれている人は生徒。きちんと関係を構築するためには、あまり遜りすぎるのは良くないというもの。語尾は「~~してください、~~しましょう」と言い切り、指示を出していくことが重要となります。
4つのステップ
①自分に注目してもらう、注目してもらうまで「待つ」ことが大事
対面会議なら「一旦、こちらをご覧ください。」、オンライン会議なら「一旦、画面をONにしてください」など。
自分に注目してもらうまで「待つ」ことで、ボス猿効果が発揮できます。
②皆が手を挙げやすい質問をする(「待つ」)
例えば「女性にモテたい人はどのくらいいますか?」「給料が毎月1000円上がったら嬉しい人?」など、手を挙げやす質問+実際に手を挙げてもらうことが重要となります。
大人になって手を挙げるというのは気恥ずかしい行動なのですが、それをやってのけるのがボス猿効果となります。
③特定の人に問いかける
「ちなみに〇〇さんは、給料が1000円上がったら何に使いますか?」など
④その答えに対して「共感」+「感謝」
「そうですよね。私も同じような経験があります」など思いっきり「共感」+「感謝」することで、答えた人に「答えてよかったな」と思ってもらうことが重要となります。周りの人も、「この先生はただ話すだけではなく、ちゃんと質問をしてきて、共感してくれる。ちゃんとこの人の話を聴こう」となってくるそうです。
これが「小さなYES」を積み上げて、「大きなYES」を作る(講師の話を聴きたいなと思ってもらう)という風になるそうです。
あと、自分の話し方を聴いていただきアドバイスいただいたことはボス猿になりきる(演じるでもOK)ということです。どうしても、私は遜り過ぎるということがありましたが、講師(ボス猿)として生徒に話を聴いてもらうにはボス猿になりきることも重要と教えていただきました。
是非、事前の準備をしっかり整え、ボス猿になりきれるようにしたいと思います。