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プロ棋戦、ついにスポンサー離れが起こる
新年早々、とんでもないニュースが…
王将戦の主催が撤退…?!
今回はこの騒動をまとめます
↓YouTubeでもこの件について触れました
公開されている内容
王将戦の主催は毎日新聞とスポニチです
毎日新聞は1950年〜(翌年第1期)
スポニチは1977年〜(第27期)
非常に長い歴史ですね
主催から撤退する理由
どの記事を漁っても撤退の理由については明記されていません
明記されていないものに憶測を語るのは良くないとは思いますが、原因に「金銭面の問題」は関わっているでしょう
昨年4月、毎日新聞が開催する囲碁棋戦「本因坊戦」の賞金を7割も減らしています
毎日新聞は、それだけ経済的に苦しい状況です
金銭面以外にも原因はあるかもしれませんが、現状の情報量では不透明です
新しい主催
王将戦の主催は日本将棋連盟になります
厳密には、日本将棋連盟だけが残りました
将棋連盟が主催になった件について、連盟はこのように語っています
「連盟の意向で自ら主催になった。連盟が主軸として活動し、プロ棋戦を発展させていく」
(※意味を解釈して簡潔にまとめました)
なるほど…ポジティブな理由ですね
様々な疑問が飛び交いますが、一旦放り投げましょう
主催から「特別協力」へ
毎日新聞とスポニチは、王将戦から姿を消すわけではありません
これからは「特別協力」という立場になり、引き続き報道を続けます
王将戦には「特別協賛」が存在するので、混合してしまいそうです
あくまでも「協賛」ではなく「協力」だそうです
今後の王将戦
今後の王将戦ですが、まずはスポンサー探しから始まるでしょう
inゼリーや名鉄などの協賛はありますが、1つのタイトル戦を支える力が残っているとは到底思えません
数年以内に新しいスポンサーが見つからなければ、王将戦廃止も有り得ると思います
まとめ
今回の件は、将棋界衰退への一歩と言えると思います
大人への普及が足りない、AIにより従来の将棋の面白さを伝えにくくなった、原因を挙げればキリがありません
しかしながら、将棋自体は最強のボードゲームです
将棋の魅力が、もっともっと広まることを願います