「低天井の家」幻の第二話
2023年3月10日。
のちに伝説となる読切作品が、ジャンプ+に投下された…!!
タイトルは「低天井の家」。
天井の高さが30センチしかない家に閉じ込められるというシチュエーションホラーだ。
あれから1年。
というわけでこんにちは、新人漫画家(と名乗って良いのかさえアヤシくなってきた)豚桃です。
代表作は「低天井の家」っていう狭くて暗くてこわ〜い漫画です。
読んでない人は読んでみて!↓
というわけで「低天井の家」公開1周年の記念(?)に、幻の第二話ネームを公開しようと思います!!(どどん)
…あれっ??「低天井の家」って読切じゃなかったのん??
そう。実はこの作品、連載にする案もあったのだ!
ちょうど連載オーディションというイベントの時期で、それに合わせて連載ネーム描いてみよう!という時。担当氏に提出していたこの読切ネームがとても良かったから(?)、難しいとは思うけど連載バージョンにしてみましょう!との担当氏の案で、第二話まで描いて、結果ボツにw
1年経って時効だと思うのでここに載せて供養するです〜。
↓以下、読切版45ページ目から。ラストもちょっと変わってるよ!
※連載バージョンは主人公とヒロインの名前も変えてました。
…はい。
こりゃーボツりますねw
「低天井の家」を連載版にするにあたって、どういうコンセプトで連載するべきかとても頭を悩ませた。読切版が第一話になるとしたら、第一話が象徴する作品全体のテーマは何か。考え抜いた結果、それはシチュエーションスリラーであるという結論に至った。主人公が色々なハードなシチュエーションに放り込まれてその中をサバイバルする連載作品。
という事で、第二話はとりあえず落下し続けるシチュエーションで生活する話にしようとしたんだが、やはり失敗。今見ると設定のわかりにくさと唐突さが目について、おいらの不思議生物好きが出ていて面白いんだがさすがにこのネタで連載は厳しいのがわかる。
これだったら第一話は主人公はなんとか脱出してヒロインを助けに行く話とかにすればよかったかもしれない。うーんそれでも一話目のインパクトを超えていける自信は全くないが。やはりこの話は一話完結であるべき話だったと思う。
というわけで1年も経ってる上に読切版をよく知ってる人しか楽しめないボツネーム放出回でしたーもうええわありがとっしたー。
豚におやつを恵んでください🐽