バリクバヤンボックスの真相を究明する1
これは、フィリピン在住者にお馴染みのフィリピン向け国際配送サービス「Balikbayan Box」の謎について、真相を究明する記事です。
ここでしか手に入らない情報も記載しようと思うので、利用者にとって有益な情報もあると思います。
では、さっそく見ていきましょう。
調査のきっかけ
それは、届いた荷物の中身が抜き取られていたということです。
日本では、貸金庫に預けた物が銀行員によって窃取される事件が最近、話題になりましたが、フィリピンでは、日本から送った荷物が無くなるという話が昔からよく聞かれます。
もちろん、このようなことは、頻繁に発生するわけではありません。DHL、FedEx、UPSなどの民間の国際宅配便であれば、ほとんど起こらないと思います。それに比べ、EMS(国際スピード郵便)では、紛失や盗難が発生するリスクが高まります。
フィリピンにお住まいの方宛に EMSで荷物を送る人もたまにいますが、紛失・盗難のリスク以外にも、以下2つの理由で私は、お勧めしません。
ドアツードアで配達されないため、郵便局に受け取りに行く必要がある。
高額な関税をふっかけられるリスクがある。
私は、お勧めするのは、今回のテーマで掲げているフィリピン向け Door to Door 国際宅配便「Balikbayan Box」です。
(フィリピン在住者には「バリクバヤン」や「バリックバヤン」と呼ばれています。)
このサービスは、比較的安く、大量の荷物を送ることが最大のメリットで、関税をふっかけられることはありませんし、紛失のリスクも EMSほど多くはないと考えます。
デメリットは、とにかく時間が掛かるということです。日本からマニラ近郊宛なら、4週間程度、その他地方都市なら、5〜7週間程度、掛かってしまいます。
そこで、高額でも速く確実に送りたい書類等は、DHLなどクーリエを使うことになります。
バリクバヤンボックスは、海外出稼ぎ労働者(OFW)が母国に暦年P150,000まで非課税でお土産を送るために利用されていますが、日本人でも利用することができるため、フィリピン在住者宛に日本の食料品といった荷物を送るのに利用されたりしています。
私自身、長年、このサービスを利用してきましたが、届いた荷物の中身が抜き取られるたのは、今回、初めてのことでした。
(続く)
著者 BUTACOは、Amazonアソシエイト・プログラム運営規約に基づき、Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得る者です。