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povo2.0で海外SMS認証(無料受信)

外国在住の方は、日本のサービスを利用するのに問題なく、SMS認証ができていますか?

海外の携帯キャリアでは、日本のサービスを利用するための SMS認証ができないことが一般的です。そこで、海外在住者は、日本の電話番号・SMSを維持するために、日本の携帯電話キャリアと契約し、SMS付きのSIMを契約をしなければいけないことが一般的です。

日本の大手通信キャリアと契約すると、毎月基本料が発生してしまいます。

こういった不便を解決する最適解が、KDDI・沖縄セルラー電話連合が導入した携帯電話の料金プラン「povo」です。

povo(ポヴォ)は、NTTドコモの ahamo(アハモ)やソフトバンクの LINEMO(ラインモ)のように大手通信キャリアの廉価版料金プランのひとつです。

povoには、【データ専用】プランと【通話+データ】プランがありますが、本記事で紹介するのは、【通話+データ】についてです。

povoの最大の特徴は、半年に1回程度、トッピングと呼ばれる追加費用を支払えば、電話番号を維持できることです。
(180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となることがあります。)

僅か330円(税込)の課金で使用期間の更新をできるということです。

また、電話番号を保持している間は、日本国内に限り、送受信最大128kbpsの低速通信が課金なしに利用できます。(注意:海外では課金が必要です)

128kbpsの低速通信の環境下では、以下のようなことができるでしょう

  • ブラウザでの Gmail閲覧

  • 電子メールの送受信

  • 通話アプリの発着信や音声通話

  • Skype・LINE・WhatsAppといったメッセンジャーアプリでチャット(テキストメッセージの送受信)

  • スマホで撮った写真(データ容量の小さいもの)を1枚ずつ送ること

  • povoの有料トッピングの購入

ただし、povoの国内無料通信は、ベストエフォートであり、最低保証ではないため、実際は、ギリギリ使用できるといった状況かと思います。


また、以下のようなことをしようとした場合、読み込みが遅かったり、表示されなかったりと、途切れたり、エラーが発生するなどで使用は困難だと思われます。

  • データ容量の多いWebサイトの閲覧

  • データ送受信量が多いアプリの使用

  • 大きな添付ファイルの付いたメールの送受信

  • メッセンジャーアプリでの複数の写真データの送受信

  • 通話アプリのビデオ通話

  • テザリング

なお、国内および海外での SMS受信は無料です。
基本料なしで SMS認証ができるのは、大きなメリットですね。

日本企業が提供しているサービスには、海外の電話番号だと SMS認証できないものが多いため、日本の電話番号を持っていることは、海外在住者にとって有益と言えるでしょう。

なお、滞在国を含む海外でデータ通信したい場合は、「海外データトッピング」を購入することで、通信可能です。渡航前の事前購入も、渡航後の購入も可能で、海外160以上の国・地域で povo2.0のデータ通信が利用できます。

海外滞在者(在外邦人)が注意しなければいけないことは、通話です。

こちらは、音声通話の着信でも料金が発生します。海外データトッピングを買っていないし、SMS認証の利用だけだと高を括っていたら、見知らぬ番号からの着信なんてことは、MVNOなら起こります。

余計な費用を負担したくない場合、SIMをスマホから抜いておくのが安全です。

このようにすれば、povoは、月額基本料を最小限に抑えつつ、日本の電話番号を維持できるので最良の選択肢といえるのではないでしょうか。

なお、最近は、本人確認に SMS認証だけではなく、サービス利用に登録している携帯電話番号から指定の電話番号に発信させるものもあるため、海外から気軽に発信できる povoは、在外邦人にとって役立つこともあるでしょう。

さて、こういう格安なお得サービスの利用には、何かしらの制限がつきものです。それらについて、確認してみましょう。

サービス内容は、更改されるため、最新のものを povoのウェブサイトや povo2.0のアプリで確認することが必要ですが、2024年8月執筆時点での情報を元に注意点を記載します。

海外在住者が確認しておきたい重要事項 ※制約あり

  1. SIMカード開通手続きには日本国内での設定が必要(111へ発信テスト等)

  2. povo2.0アプリがご利用可能な端末が必要(LTE要対応)

  3. 「通話+データ」プランの契約には、オンラインでの本人確認が必要

  4. 渡航先の外国で povo2.0のローミングに対応していることが必要

  5. SIMの店舗受け取りができないため、受け取り先かeSIMの手続が必要

利用する上で覚えておきたい注意事項

・電話番号の維持のため、海外からでも 180日以内に追加「トッピング」ができるようクレジットカードを登録しておきましょう。
・MNP(モバイルナンバーポータビリティ)は、一部の国際SMSが送受信できなくなる場合があるため、新規で契約しよう。
povoおともだち紹介プログラム特典を利用しよう。
 ⇨ご紹介コード LZHS2F1Z

・ローミング利用には、端末の設定でデータローミングをオンにしよう。
・SIMを挿すだけでなく、APN設定も忘れずに

[名前]
povo2.0
[APN]
povo.jp
[APNプロトコル]
IPv4 / IPv6

著者butakotobutaoは、Amazonアソシエイト・プログラム運営規約に基づき、Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得る者です。

以上


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butakotobutao
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