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スマホの電波表示の横にあるアルファベットの意味(2G、G、E、3G、H、H+、4G、5G)

割引あり

携帯電話の画面に表示されている電波の近くにあるアルファベット(LTE等)の意味について考えたことはありませんか?

これらは、モバイルインターネット技術に関連したシンボルです。その意味について見ていきましょう。

Android スマートフォンでは、電波(信号強度)バーの近くにアルファベットで 2G、G、E、3G、H、H+、4G、5Gなどが表示されます。

各表示は、以下のモバイルインターネット技術を表しています。


2G: GSM (Global System for Mobile Communications
G: GPRS (General Packet Radio Service
E: EDGE (Enhanced Data rates for GSM Evolution


3G: UMTS (Universal Mobile Telecommunications System
H: HSPA (High Speed Packet Access
H+: HSPA+ (Evolved High Speed Packet Access


4G: LTE (Long Term Evolution) ※
4G: LTE-A (LTE Advanced


5G: 5G NR (New Radio)  


上記区切りは、世代毎で分けています(厳密な区別ではなく、通例です)。

※ 通信事業者によっては、VoLTEを「3.9世代(3.9G)」と呼んで、「4世代(4G)」と区別している場合もあります。
たとえば、povo2.0はVoLTE対応のスマホであっても、4Gが利用できない場合、通信できないので注意が必要です。

Cellular network standards and generation timeline


2024年5月の執筆現在、日本で3Gサービスを提供しているのは、Docomoだけです。

NTTドコモが提供している3Gサービス「FOMA」とフィーチャーフォン向けの通信サービス「iモード」は、2026年3月31日にサービス終了予定。

つまり、日本にいる限り、スマホの画面で表示されるシンボルは、3G以降の表示になるわけです。

スマホでどの電波を拾うかは、初期設定で自動切り替えになっていることでしょう。

ただ、外国では、第2世代 (2G) モバイルテクノロジーである「GSM」や「GPRS」で使われているところもあるため、海外旅行に行った際、ケータイの電波のシンボルがどの表示になっているか注意して見てみると面白いかもしれません。

ちなみに、海外で国内SIMを使った場合、電波マークの左上に[R]が表示されたります。これは、国際ローミング中であることを意味します。

なお、別の記事で「海外でスマホを使うために知っておくこと」について執筆する予定です。ご興味がありましたら、フォローしていただければ幸いです。

以上

さいごに

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