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【過放電】 古くなってバッテリーで劣化し、起動しなくなった Androidタブレットやスマホを復活させる方法
タブレットやスマホが起動しなくなった場合、リカバリーモードで立ち上げるなどの方法もありますが、まず最初に確認すべきは、電源、アダプタ、ケーブルが正常で電気が流れていることです。
それらが正常に動作しているにもかかわらず、リカバリーモードでも起動しない場合は、バッテリーに問題がある可能性が高いと言えます。
具体的には、ハードウェアの問題ですが、簡単に言えば、バッテリーの劣化です。
そのような古いタブレットは、起動していた時でさえ、常に電源ケーブルを挿して充電している状態でないと、5分と稼働できない状態になっているはずです。
そんなゾンビのような Androidタブレットやスマートフォンを過放電(電池の容量が0%になっても、さらにエネルギーを取り出そうと放電してしまう状態のこと)にしてしまうと、再度、充電しようとしても起動しなくなる場合があります。
より正確に表現するなら、タブレットなどの電池の残量が少なくなりすぎると、保護回路が働いて、充電できないようになっている場合があります。
その場合の対処法として、リチウムイオン電池の過放電からの復活方法を採ると良いでしょう。
古いAndroidタブレットやスマートフォンは、1A(アンペア)以下の電流で充電されていることが多いのですが、あえて高出力の電源アダプターと充電ケーブルを使います。
とはいえ、機器には、定格入力が定まっているため、高出力の電源アダプターで充電したとしても、入力側のデバイスで電力を制限します。
そういう理論的なことはあるのですが、現実問題として、過放電状態のデバイスを復活させるためには、高出力の電源アダプターに繋がった充電ケーブルをデバイスに数回(から数十回)挿抜し、保護回路が作動するまでの僅かな時間を徐々に増やしていくことで、正常起動することがあります。
そのためには、高出力の電力を供給することがキーになります。
もちろん、タブレットやスマホに搭載されているバッテリーを新しいものに交換すれば、上記のような悪あがきをしなくてもいいのですが、デバイスの合ったリチウムイオン電池を入手するのは難易度が高く、また、そこまでのコストを掛けてまでバッテリーの劣化が激しいタブレットやスマホを使えるようにする人は稀だと思うので、お手軽に復活させる方法として、廃棄する前に試してみるといいと思います。
なお、著者は、2012年10月25日に発売されたドコモ タブレット GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E を 2024年7月28日に復活させました。
12年弱という歳月を超えてもなお、頑張れば、使い続けることができます。
以上
著者 BUTACOは、Amazonアソシエイト・プログラム運営規約に基づき、Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得る者です。
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