住宅の性能を表す記号はわかりづらい
以下の記号は住宅の性能を表す記号なんですが、何を表す記号かわかりますか?
UA値、ηAC値、ηAH値、U値、R値、λ値、η値、C値、n値、Q値、μ値、K値
UA値:外皮平均熱貫流率
ηAC値:冷房期の平均日射熱取得率
ηAH値:暖房期の平均日射熱取得率
U値:熱貫流率
R値:熱抵抗値
λ値:熱伝導率
η値:日射熱取得率
C値:相当隙間面積
n値:隙間特性値
Q値、μ値、K値は現在使われていませんが、平成11年省エネ基準まで使われていた記号で、古い資料はこれらの記号が使われています。
Q値:熱損失係数
住宅の断熱性能を表す数値でUA値に変わりました
UA値とは計算方法が異なります
μ値:夏期日射取得係数
住宅の夏期の日射遮蔽性能を表す数値でηAC値に変わりました
ηAC値とは計算方法が異なります
K値:熱貫流率
部位の断熱性能を表す数値でU値に変わりました
基本的にはU値と同じものです
住宅ではこのようによく「◯値」と表記します。
ただ、短縮されすぎているので非常に覚えづらいのが難点です。
記号よりも正式な名称の方が何を表しているかわかりやすいと思いますが、住宅に関する資料では短く表記できる記号がよく使われるので、ぜひ覚えておきましょう。