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「一般社団法人未来の会議」 ミラチケ事業開始のおしらせ


2021年1月に立ち上がった「一般社団法人 未来の会議」(以下未来の会議)にて、発足当初の活動として公開していた若年層の創客のための無料観劇チケット制度の拡大を開始することになりました。

今年度はパイロット版として、2022年3月までの公演を対象に、未来の会議が多彩なジャンルの公演主催者と連携しながら、劇場に一度も足を運んだことのない潜在的な観客を掘り起こす機会の醸成を生み出して参ります。

ミラチケとは?

Mirai no Ticket=未来のチケット=ミラチケと名づけました。
未来の会議が、未来の観客を醸成するミラチケ。


ミラチケでは、「観劇層の拡大」「舞台芸術の社会貢献」を目的に、22歳以下対象の無料チケットとして、舞台芸術をリアル(劇場来場)で観劇してもらうことといたしました。匿名で観劇代金を寄付いただき、その枚数分、若者が観劇できる当日券が確保され、応募を募る仕組みです。対象公演は月1公演程度を継続的に公開予定です。

ミラチケ図解

募集開始予定の対象公演(パイロット版1)

1:いつか〜one fine day 2021(ミュージカル公演)

アセット 1logo

コンスタントに人間ドラマを描き続ける韓国の映画監督イ・ユンギの2017年最新作を原作に、ストレート・プレイ、ミュージカルのフィールドで説得力ある作品提供をし続ける板垣恭一(脚本・作詞・演出)と映像から舞台まで活躍の幅を拡げている新鋭・桑原まこ(作曲・音楽監督)のコンビでミュージカル化!

・ミラチケ対象公演日時:2021年6月9日 (水) ~2021年6月20日 (日)
・ミラチケ対象枚数:全公演回各5枚(先着順)
・会場:CBGKシブゲキ!! https://www.consept-s.com/itsuka2021/
・ミラチケ応募期間:2021年5月17日 (月) ~公演開始6時間前まで

ミラチケ応募はこちらから

2:銕仙会 新作能 「長崎の聖母」「ヤコブの井戸」(伝統芸能)
本企画で上演する故・多田富雄作「長崎の聖母」(2005 年長崎にて初演)とディートハルト・レオポルド作「ヤコブの井戸」(2019 年欧州にて世界初演。今回が日本初演)は、現代の観客のための能です。「長崎の聖母」は原爆投下を描くことで、近代科学技術が産み落とした核兵器の悲惨を訴えます。「ヤコブの井戸」は、異なる民族同士が砂漠で水を分け合うという新約聖書の一節を元に創作されました。今なお世界中で続く民族・宗教間の諍いの和解への可能性を描き、真の多様性とはなんなのかをグローバル時代を生きる私たちに問いかけます。

銕仙会

撮影:DEITz

・ミラチケ対象公演日時:2021年8月4日 (水)~2021年8月8日 (日・祝)
・ミラチケ対象枚数:調整中(先着順)
・会場:座・高円寺1(東京都杉並区)
https://tessen-contemporary.com/2021/
・ミラチケ応募期間:2021年7月初旬~公演開始6時間前まで

ミラチケ応募はこちらから

ミラチケ応募要件

観劇したい人
・22歳以下であること(当日身分証明書提示)
・当日来場できること
・終演後、未来の会議アンケートに回答いただくこと

公演をミラチケ対象としたい団体
・追って未来の会議より公募要件を発表いたします。公式HP、SNSをご参照ください(7月下旬想定)

▼5/16(日)10時追記

Q. ミラチケ・パイロット版①対象公演に社団理事主催公演が選ばれたのはなぜですか?
A.今年度のパイロット版につきましては、3回行う予定です。1回目の今回は業務確認もあり、社団理事主催公演と、みらい基金賛同人の公演にて実施いたします。1回目のチケット原資配布(一律5万円)につきましては、社団理事持ち出しによる団体立ち上げ費用で賄っており、かつ社団理事公演は辞退しております。ご説明が足りず申し訳ございません。年間の会計報告にて正確に報告予定です。そちらもあわせてご確認お願いいたします。

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