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「毎日が苦しい」「何のために生きてるんだろう」そう思わなくても住むような日々を送りたい。

2019年の夏からシェアハウスに住んでいます。(今の仕事を始めるタイミングで、引っ越しました)

男女6人ずつ、17歳〜31歳の12人で暮らしています。場所は王子公園駅の水道筋商店街の中にあり、同じ建物にはスナックが3店舗入っています。
料理が抜群に上手な高校生、ハイパーガサツ女子、ウルトラ親切ハンガリー人カップル、毎朝ラジオ体操おじさんなど個性豊かなメンツが勝手気ままに暮らしています。


社会人になったらきっと、今までよりも楽しくないんだろうなと思ってた

きっと社会人になったら、学生の頃ほどあんまり面白くない毎日になるんじゃないかと思ったりしてました。だからこそ社会人になったら、自分で意図的に頑張って人生を面白くする必要があるんじゃないかなと。だって、学生の頃は死ぬほど自由で時間もたくさんあって、友達とも毎日会えるもんな。そういう環境を一気に取り上げられるのが、卒業だと思っていました。

つまんない毎日かもしれない。しんどいかもしれない。
それでもいいけど、少しでもいい時間が送りたい。「毎日が苦しい」「何のために生きてるんだろう」そう思わなくても住むような日々を送りたい。
シェアハウスに住むことは、自分が幸せになろうとする意図的な努力の一つでした。


シェアハウスに住むってことは、お互い迷惑掛け合うのをある程度了承しろよってこと

実際に住んでみると、仕事が終わって家に帰れば誰かがいて、ただいまと言って、一緒にご飯を食べて、おやすみと言って寝る。そんな普通の日々を一緒に住む人たちとゆるく繋がって、何かすごいものを生み出すわけではないけど、とりあえず毎日楽しく生きていくというのも悪くないな、と思ったりしてます。

キッチンや風呂の使い方でトラブルがあったり音が気になって寝れない時もあるけど、お互い様なんだろうなと思うとどうでも良くなります。迷惑をかけないようにしてシェアハウスで生きるのは無理や。迷惑かけあって、ダラダラとなあなあに生きていけるのが個人的ベスト。綺麗な生活じゃなくてもいい。死なずに、適当に笑いながら楽しく生きていけりゃそれでいいなと。


ジジイとババアの2人暮らしって辛くね?

統計を見ると、シェアハウスに住む人の65%は20代。60%以上が半年以内に引っ越すというデータがあります。

死ぬまでシェアハウスに暮らすという人はほぼ0ということです。結婚すれば一緒に住むだろうし、お金をためて出ていく人もいる。何かと何かの間を上手に埋め合わせるために、あるいは何かを探すためにシェアハウスはちょうどいいんだと思います。

そういう中途半端な立ち位置のシェアハウスをジジイババアになるまで住み続けるのも悪くないと最近思ってます。例えば、仲良し10人くらいで割り勘で一軒家を借りて、結婚すれば奥さんも一緒に住んで、子供が生まれたら一緒に育てるみたいな。60,70になっても夜はみんなで酒を飲みながらゲームする人生って最高じゃない?みんなで暮らすことでしんどいことも確かにある。でも2人っきりで暮らすより楽しいんじゃなかなあ。と思いながら楽しく生きています。

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