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【随筆】タバコのすゝめ

 喫煙者という括りで世間から蔑視されている皆さん、こんにちは。
決して煽りではありません。何せ、僕のその一員なので。

 メディアによる健康被害への警告、増税に次ぐ増税で上昇する販売価格、そして香害と揶揄され隅に追いやられる始末。

 まぁソレら全て承知の上で煙を楽しんでいるのだが、ルールを守っている愛煙家には、優しくしてとは言わなくとも、せめてそっとしておいてほしいものだ。

 と、完全に世論に歯向かっていくストロングスタイルで駆け出した本note。
 特に何が書きたいというわけではなかったが、愛煙家の皆さまの心の拠り所となり得れば此れ幸いという事で、なりふり構わずフリースタイル式に書き出している次第である。

 ひとまず本日は、僕の「好きな銘柄」についてご紹介させていただく。
何だか某インタビュー専門YouTubeチャンネルを彷彿とさせるテーマだが、細かいことは気にせずに早速本題へ。


ハイライト・メンソール

 



 個人的最強メンソール銘柄、通称「ハイメン」。レギュラータバコしか受け付けなかった僕の舌と肺に革命を齎した救世主。初めて手に取ってから1度たりとも手放していない、正に相棒。
 メンソールが苦手と決め付けていた背景には、メンソールの強い銘柄しか知らなかったという背景があるのだが(例えばマルメンやアイブラ、クール等)、ハイメンは全くその理の埒外に存在している。
 とにかくタバコ葉の喫味の強さ、そして着香料であるラムのフルーティな香り。全てのバランスが100点である。10mgのタールの重さも高ポイント。因みに僕は10mg以上のタバコしか吸わない。キックスロートが無いタバコに用は無いのだ。

マールボロ(赤マル)

 

 僕のタバコ人生の始まりを彩ってくれた銘柄。
 マールボロも数多の種類が存在するが、確実にこの最もスタンダードな赤マルが最も美味いと声を大にして言いたい。味は正にTheタバコ。洋モクらしい雑味の中に微かに香る甘みとコク。決して万人受けする香りとは言えず、どちらかと言うと癖の強い部類に入ると思うのだが、それでもこれだけ世界中で評価されている事に頷ける完成度である。
 特にコーヒーとの相性が良いと思う。カフェイン中毒の自分にとって、コチラも手放せない銘柄の1つである。
 あと、そもそも味以前にパケが良い。最もスタイリッシュであると思う。

ロングピース(金ピ)

 

 究極の嗜好品である。21mgという高タールは手に取るには些かの抵抗感を生むが、ピースの、延いてはヴァージニア葉の豊かな香りを手軽に楽しむにはこの銘柄以外はありえない。フルーティで華やかな香りとバニラの様な上品な甘み。プレーンフィルターのマイルドな喫味も最高である。また高タールの割に非常に吸い易い。その為、クールスモーキングで甘みを引き出さなければ勿体無いので、逆に注意が必要である。
 個人的には度数の高いアルコール(ウィスキーや焼酎)との相性が良い。
外でサっと吸うというより、家やバーでゆっくり座って吸うに向いている嗜好品らしい銘柄だと思う。

まとめ

 まとめも何もあったものではない本note。決して喫煙を推奨しているわけではないと念押しさせて頂いた上で、その魅力に魅せられてしまった皆皆様方とは運命共同体もとい一生マブダチということで、これからも確実に減り続ける居場所をシェアしていきたい所存である。
 次はZIPPO特集にでも手を出してみようかな。





ロン毛

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