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感情の持続性が無い。

ふと過去のことを思い返した時に実際にこういうことが起きたというのは覚えてることが多いけど、こう思ったとかこんな気持ちだった、とかはあまりはっきりとしない。
もちろん、今思い出しても恥ずかしい、とか腹が立つはないわけではないけれど当時ほどの熱量はない。

自分なりになんでなのだろうと考えてみたら「感情の持続性が無い」んだろうなという結論に至った。
ことわざに「喉元過ぎれば熱さを忘れる」なんていうのがあるがそのようなものだと思う。ただ、人よりもその喉元が短いという推測ができた。

日常の瞬間においても駅でムカつくことがあっても、数秒後にはもうどうでもよくなっていたり、違うことに気を取られていることも多い。
嬉しいことも何か違うことを考えているうちに次第に薄れていく。

後になって思い出そうとしてもいまいち鮮明には出てこない。特に、最近の楽しかったこととかを聞かれたときになんにも浮かばなかったりもする。

それで言えば、昔から感想を言うのもあまり得意ではなかった気がする。その時その時で思うことはあるが、後から聞かれてもあまり思い出せない。映画や演劇を観た後に感想戦とかをするのもうまくできない。その瞬間瞬間に思い浮かんだことを覚えておくことができないのだ。人よりも感受性は高い気はしているのに、だ。割とドラマや舞台でも観ていてその世界に入り込める感覚があるため、感情が湧いていないとかではないのだと思う。
思えば、授業の感想をリアクションペーパーにまとめて提出することを求められる講義は大学でも多かったが、他の生徒が紙いっぱいに描いていたのに対して、自分は3、4文うっすいことを書くことが精一杯だった。

この持続性のなさが引き起こす難点として、反省も短いということだ。
自分は何か失敗をすることはかなり多い方だ。それはまぁ生来のそそっかしさと注意力散漫(もしかしたら15000くらいかもしれない)によるものだが、その失敗をした瞬間はめちゃくちゃに反省をする。周りから注意されても「自分が一番わかってるから!」と思うほどに。しかしすぐにその反省を忘れてしまうため同じ失敗を繰り返す。かなり何度か繰り返さないと学ぶことができない。
同じ失敗をしてから「あぁ…そうだったこうなんだった…」とより一層反省する。しかしこれも長続きしないといった無限ループである。

こればっかりは気を付けてどうにかなるものだと思えないし、対処法も思いついていない。今できるマックスの対処がめちゃくちゃ反省するのを表に出すようにしてわかってはいるということを表明するというのしかないため、誰か良い方法があれば教えてほしい。

何日かにかけて書いてるのでどういう終わらせ方にしようとしてたかも忘れちゃった。トホホ。。。

さすがにこの終わり方は違うかもしれない。

なんやかんや言ったが、結局のところ反省はしても後悔はしてないのだろうなと思う。だから懲りずに同じ失敗を繰り返すのだ。どこかで、それが自分だしまぁしょうがないよなの気持ちがあるのだろう。

反省の顔だけがうまくなっていく。

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