プッチモニ『ちょこっとLOVE』を考える。
今回はプッチモニの『ちょこっとLOVE』の歌詞について考えていこうと思います。
新米のハロヲタとしてはちょこっとLOVEは「後から勉強した曲」に入りますが、今年発売されたモーニング娘。の25周年記念のアルバムにて現役メンバー(岡村ほまれ、山﨑愛生、櫻井梨央)で再収録されたものも記憶に新しいですね。
とは言うものの、このnoteを書こうとしたきっかけは別にあります。お笑い芸人のニューヨークがやっているYouTubeの、「ヒット曲のサビを歌詞を見ないで歌えるか」という動画にてちょこっとLOVEが取り上げられていたからなんです。今までリズムの良さと単語の繰り返しの部分などに紛れて見過ごしていましたが、改めて歌詞を見てみると「良すぎない?」ということに気が付きました。
こちら面白かったので良ければご覧ください。
まず歌詞を見ていく前に基本情報を。
この曲は1999年に発売されたプッチモニ(市井紗耶香、保田圭、後藤真希)の1枚目のシングルで、ミリオンヒットを記録しています。ハロープロジェクトの中でも歴代3位の売上だそうです。(出典:Wikipedia)
ハロプロ25周年記念のMV一斉公開の流れで公式の動画が上がりましたので安心してご視聴ください。
前置きが長くなりましたが、歌詞を見ていきましょう。
初っ端からかなりのあるあるですよね。
ちょっとだけ髪型を変えたのに気付いてくれるくらい自分のことを見てて欲しい、考えてて欲しいなんて思って当たり前ですね。
この曲通して語尾に「ぞ」が付いてますがそれも何か照れ隠しというような気がして良いですよね。
それときっと本人に対して「マイダーリン」なんて言ったことないんだろうけど心のなかで呼んじゃってるのも可愛いですね。
ヒントが少なすぎて勇気をふりしぼって何をしたのかわからないんですが、きっと普段思ってたことを打ち明けたとか、それこそ「ダーリン」なんて呼んでみたのかもしれません。それによって二人の関係が少し良い方に動いたんじゃないでしょうか。
少し考えてみたら、結婚について話してみたなんて可能性もあるなぁなんて思ったり。
ここもヒントが少ないですねぇ。
この曲の主人公は穏やかな関係でいるのが楽しいと感じていてそれがステキな恋愛だと思っているけれども、ダーリンの方は刺激的な恋愛をしたいと思ってるのかな?
刺激的な恋愛というものがあんまりピンとこないものですけど、他の子と仲良くしてるのを見てしまってヤキモキとかあんまり好きって言ってくれなくてソワソワとかそういうことでしょうか?
となるとダーリンは主人公のことを好きなのは疑いようがないですけどあんまり好きなことを表現してくれなかったり、みんなに優しくするようなタイプなんですかね。
きっとダーリンのそんな所が好きになったんだとはいえ「そいつはこまった」状態なんでしょうね。
1番のサビなんですから一番のパンチラインなのは当たり前なんですけど、この部分は最高に「恋愛の大トロ」って感じがして良いですね。
「恋とはあなたのことである」なんて相当な盲目状態ですよね。それぐらい好きなことが十二分に伝わってきます。
そこから二人で夢を描いていきたいなんて超絶に甘くて良いですね。やっぱり結婚とかなのかなって思いますね。
2番に入るとうってかわって友情の話です。
友情の証のメールってどんなのでしょうか?
「いつもありがとね」とかの日頃の感謝的なことなんですかね?
ここもちょっと照れて敬語になってるの良いです。
ここもまた謎が深い部分ですね。
友達からの返信に対して言ってるのか、それともメールを送ろうとしている主人公自身に言ってるとも考えられる。でも、「謙虚なあなたが」と言ってるからやっぱり前者なのかな。
シゲキ少ない方を選ぶのが謙虚ってどういう場面なんでしょうか?あと、2番ではシゲキがカタカナなのも気になります。
ケンカ(シゲキ)を少なくするために色々と主人公に譲ってくれる謙虚なあなたがスキということなのでしょうか?
余談ですけどスキがカッコになっててちゃんとは言わないとこ (スキ)
友情の話で行くのかと思いきや愛の話になりました。
しかも愛のことを考えたら家族のことを思い出すんだと。
この主人公は恋人、友人、家族と素晴らしい人たちに囲まれてるですね。そしてそれに感謝できるのもとっても素晴らしいと思います。
しかし、ここで大事なのは「先に」という言葉です。「家族が先に」浮かんできたってことはきっとその後に「ダーリン」が浮かんできたんでしょう。
主人公はそれに対して悔しいとまでは思ったかわかりませんが思うところがあるんでしょうか、恋人から「愛しい人」へと「先へ進むぞ」と思うわけですね。
以降は繰り返しなので省略いたします。
今までは軽妙なリズム感とキャッチーな踊り、クセのある合いの手で気付きませんでしたが、かなりキュンとくる素晴らしい歌詞でしたね。
こんな風に誰に恋して、愛されてみたいものです。
未来の愛しい人はどこにいるんでしょうか…
とにもかくにもこの曲はちょこっとどころじゃなくめっちゃLOVEです。。。。。