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喫茶店だから「バター」ってわけじゃない

「なんで、バターっていう名前なんですか?」ってよく聞かれるんです。

そりゃそうですよね、丸メガネの純日本人顔がbutterとか言ってんだもん。

これね、めちゃ端的に言うと


「昔やってたバンドでのステージネームだった」んです。


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バンドのメンバー募集って最近はWEBサイトとかアプリが多いんだけど、その時のアカウント名がちょっと本名をもじっての「バター」やったんですよ。

サイト経由で出会った人たちとバンドを組んだ時にはやっぱり最初からアカウント名があだ名みたいになっちゃって、ずっと「バターさん、1曲目のサビってもう少し派手になりませんー?」とかっていうやり取りをしてて。


で、まだ知り合って日が浅い人たちに本名ではなく「バターさん」って言われるの楽しいなと思って気に入ってたんですよね。

バンドはまもなく解散しちゃったけども。


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前にYouTube見てたら野生爆弾のくっきー!とフットボールアワーの後藤が「くっきー!とか本名じゃないのってええよな~、親しみやすいし」って話してて。

なかやまきんに君とかネゴシックスとかキャラぽいし、本名だと漢字の字面にイメージが引っ張られるもん、「後藤輝基」って。

そこで僕もひそかに気に入っていた「バター」を名乗ろうって決めたんです。


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漫画家のペンネームみたいに「別名」を持つのって、イメージを変えられるとか今までの自分とは別のブランドで活動できるとかあるなと思う。

これまでの信用や認知を使えないっていうのはあるけど、


『バター=もの書きしながら飄々と暮らしてる喫茶店のおじさん』


っていう、人生のサイドラインを生きるの楽しい。



あまりにも尖りすぎるとキャラ疲れしちゃうけど、そこは良き塩梅で。


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ちなみに、バタさん、バタやん、バッタンみたいな場合は本名「川端さん」の場合が多いけど、僕は川端じゃないです。笑

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