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ヨンダ、ヨンダ、「時間革命」
だいたいいつも、リュックには本が2冊入ってます。
さくさく読める本と、じっくり読む本。
堀江さんの本は1トピックが簡潔で文章もシンプルだし読みやすい。
曰く「最近の人は文章が読めない!!!」とのことへの配慮なのか、とにかくスキマ時間にでもさくさく読めます。
2冊入れてる理由は、じっくり読んで飽きたらさくさく。
さくさく読んで飽きたらじっくり、みたいに緩急つけて読めるから。
ほぼ、実用書やビジネス書、自己啓発系とか。
あと、雑誌も2冊くらい入ってる。BRUTUSとか、POPEYEとか。
・・・
やっぱり安定の単純明快のメッセージだけど、さすがにちょっとそこまでは…みたいなのもあるから、自分に取り入れられそうなことをピック。
そういや、メイウェザーも言ってたな。
寝るのに8時間
仕事に8時間
食事に3時間
身支度やらで1時間
残りの「4時間」に集中しろ!って。
・・・
とはいえ自営業だし、「自分のハンドリングで生きてる時間」は多い方だと思う。上司もいないし、お付き合いの飲み会や接待もないし。
喫茶やって、文章書いて、考え事して、人の話聞いたり。
思いついたことをメモして、調べ物したり見積もり取ったり。
タスク整理とかスケジューリングとか、ジャーナリングとか。
着々と生きてる感じ。
・・・
むかし、童話「モモ」を読んだ時に
「じ、時間ってやつぁはよぉ…」
って思ってあれこれ調べたり自分で理解を深めていったので、僕自身は時間泥棒とはだいぶ距離を置いてる。
あと、好きな寓話は「漁師とコンサル」のやつ。
こんなバターになりてぇなっ!!!てやつなので最後に貼っておきますね。
・・・
【 漁師とコンサルタント 】
メキシコの海岸沿いの小さな村に、MBAをもつアメリカのコンサルタントが訪れた。
ある漁師の船を見ると活きのいい魚が獲れている。
コンサルタントは聞いた。
「いい魚ですね。漁にはどのくらいの時間かかるのですか?」
「そうだな、数時間ってとこだな。」
「まだ日は高いのに、こんなに早く帰ってどうするのですか?」
「妻とのんびりするよ。一緒にシエスタを楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と戯れ、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しみ、それで、寝ちまうよ。」
それを聞いてコンサルタントはさらに質問をした。
「なぜもう少し頑張って漁をしないのですか?」
漁師は聞き返した。
「どうして?」と。
「もっと漁をすれば、もっと魚が釣れる。それを売れば、もっと多くの金が手に入り、大きな船が買える。そしたら人を雇って、もっと大きな利益がでる。」
「それで?」と漁師は聴く。
コンサルタントは答える。
「次は都市のレストランに直接納入しよう。さらに大きな利益がうまれる。そうしたら、この小さな村から出て、メキシコシティに行く。その後はニューヨークに行って、企業組織を運営すればいいんだよ。」
「そのあとはどうするんだ?」漁師はさらに聞いた。
コンサルタントは満面の笑みでこう答えた。
「そこからが最高だ。企業をIPOさせて巨万の富を手に入れるんだ。」
「巨万の富か。それで、そのあとはどうするんだい?」と漁師は最後に質問した。
「そしたら悠々とリタイヤさ。小さな海辺の町に引っ越し、家族とのんびりシエスタを楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と戯れ、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しむ。のんびりした生活を送れるのさ。」
漁師はため息をつき、やれやれ、という顔で一言を付け加えた。
「・・・・そんな生活なら、もう手に入れているじゃないか。」
・・・
【 朝店開けて、コーヒー淹れてパン焼いて、日が暮れたら文章書いたり人と話したり。】
これができるよう、4時間に集中するべ。