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息子の貯金箱を無断で壊して小銭を100枚ずつに分ける

妻は毎日朝8時ごろに家を出て、夜7時ごろに帰ってくる。
その間、わたしは家に一人でいる。
今日は珍しく昼飯用のおかずを妻が作ってくれた。
私の好物である牛肉とネギの甘炒めである。
2人前のボリュームだ。
ちょっと無理をして、正午に食べ切る。
これで、もし夜に夫婦喧嘩が起きても、夕食抜きで朝までもつ。

犬型の貯金箱を割る

今日は、息子が引っ越しの際、残していった貯金箱を割ることにした。
彼が子どもの時に使っていたものだ。
犬の形をしている。
息子は30歳で、もう家にはいない。
仕事に就き、別の家で暮らしている。
おそらく貯金箱の小銭には、もう関心はないだろう。

なので、こっそり壊すことにした。
お金の挿入口付近を金槌でたたく。
お茶碗のようにパリンと割れるかと思っていた。
しかし、ブヨブヨした変な感触があるだけで割れない。
表面の殻だけがボロボロくだけた。
その貯金箱は2リットルのペットボトルを紙粘土で覆って作られている。
金鎚は不要だった。
お金の挿入口からカッターで切り込みを入れて、大きな穴を開ける。
逆さまにすると、お金がザクザクと流れ出た。
予想どおり、ほとんどが一円玉と十円玉だ。

硬貨の数は全部で1,004枚、総額5,086円だった。
これを預金口座に入金したい。
ATMで硬貨による入金が可能かどうかを調べてみた。
わが家のメインバンクは千葉銀行と京葉銀行である。
いずれも本店・支店内のATMであるなら、
100枚までなら無料、1,000枚までなら1,100円の手数料がかかる。
しかし、これは1日1回の料金である。
例えば、1日に100枚を10回入金すると、1,000枚分の料金が取られる。
また、別の問題もある。
千葉銀行と京葉銀行の通帳とカードは、妻が肌身離さず持っている。
せっかく5,086円を入金しても、妻に取られるだけだ。

そこで、わたしのプライベート預金口座を使う。
三井住友銀行である。
三井住友なら硬貨を1日に何回、何枚入金しようとも無料である。
ただ、こちらにも問題がある。
わたしは千葉の田舎に住んでいるので、三井住友の支店が近くにない。
何か千葉の都会に行く用事を作らなければならない。


硬貨は100枚ずつ小分けする

次に、ATMに1,004枚もの硬貨をどうやって入金するかという問題がある。
ATMの硬貨投入口に一度に入れることができる硬貨は100枚までだ。
スムーズに入金するには、あらかじめ100枚ずつ小分けする必要がある。
そこで、百均で「チャック付ポリ袋 B8サイズ対応20枚入」を購入した。
このポリ袋は98mm×70mmのサイズで、10円玉100個がぴったり入る。
よって、他の硬貨も問題なく100個入る。
この袋に1,004枚の硬貨を100枚ずつ小分けし、11袋に収めた。

この「硬貨袋詰め」を持って三井住友に乗り込む日が待ち遠しい。

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