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メタバースが生み出す時間、場所、身体から解放された働き方-アバターワーク-

インターネットの普及に際して、大きく変化したことの一つには仕事の現場における変化が挙げられます。
そしてメタバースのサービスの浸透によって今以上にさらに、
働き方というものに大きな変化が起こるだろうと筆者は推測しています。
そういった現代の目まぐるしい技術革新の進む中、
本書ではメタバースによって可能になりつつある新たな働き方に焦点を当てて論じられています。

みなさんはメタバースと言われてなにを思い浮かべますか?
そしてどういう意味なのか説明できるでしょうか・・・

実際メタバースという言葉は本や、専門家によって定義は様々なのです。
しかし、今回筆者は本書で取り扱うメタバースという言葉をこう定義しています。
「アバターを通して社会活動ができるインターネット上の仮想空間」

そうです。つまり本書ではとにかく社会活動、それは賃金の生まれる経済活動や、そうではなく無償で他者へ貢献する奉仕的な活動などについて大きく取り上げているのです。

しかし実際のところほとんどが経済にまつわるメタバース業界のお話なのです。

あなたも実は知らないだけで本書を読んで実際に行ってみると自分に合った働き方が見つかるかもしれないということです。

そして今回私はメタバースの始め方や、アバターワークの特徴、実例などに絞って本書の内容を簡単に紹介しようと思います。

まず、メタバースを体験してみるには、
本書に紹介されている有名なメタバースサービスに登録して使ってみるのが一番の近道でしょう。そこで一つ知っておくべきことは、三次元の仮想空間を体験するには専用のVR ゴーグルを装着する必要があるということです。

そういったゴーグルを装着せずにメタバース的な世界観を体験したいという方は、
ROBLOXやFORTNITEというアプリゲームを体験してみるとよいでしょう。
話がそれましたが、そうしてメタバースの世界に入ることができたら重要になってくるのはスキンと呼ばれるアバターの見た目です。
スキンはブレンダーなどの3D制作ツールを用いることで製作が可能です。
そしてアバターを製作し、ユーザーの求めに応じてカスタマイズすることお仕事にしているクリエイターも多く存在するみたいです。

どうですか?
少しずつでもメタバースの世界をつかめてきましたか?
また、もうすこし直感的にメタバースの世界観をイメージしたいという方は、
「スノウクラッシュ」というSF小説や、
「レディプレイヤー」という映画を見てみるのもイメージをつかみやすくなるのでおすすめです。
では具体的にアバターワークが可能にする未来というのはどういうものでしょうか?
筆者は4つあると言っていて、
1現実を越境できる
2違う自分になれる
3新しい社会が生まれている
4世界をハックする

の4つだそうです。
たしかにこれらが実現されると今とは全く違う働き方になりそうですよね。

いまのアバターワークで多く出ている求人の一つに
「接客」
があります。

接客なんて意外だと思いませんか?

ですが、2002年現在、
企業がメタバースに参入する際に、
その多くがイベントを開催する形をとっており、そこで働けるスタッフ、
しかもアバターで働けるスタッフを募集しているからです。
例えば展示会のようなイベントであれば、会場に多くの来場者がいます。全員がイベントに慣れた人ではないでしょうから、当然操作方法の案内が必要になるケースが想定されます。
また、会場に展示されている商材を説明するスタッフも必要です。
そのためこういったイベントスタッフを堪能するアバターワークの求人が多いのです。

実際に、日産の新車発表や、BEAMSの期間限定バーチャルストアや、モスバーガーのバーチャル調理体験など、企業もどんどん積極的に参入していく流れは止まらないでしょう。

さらに多くの実例や、体験談、アバターワークの求人などおそらく皆さんの興味のある内容が本書に詰まっているでしょう。


メタバースが生み出す時間、場所、身体から解放された働き方 アバターワーク


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