2023年8月月報
週報でも書こうかな、と思っていたものの、筆まめな方ではないので月1で……。
日々のこと
8月の頭はいわゆるホームシックになって、精神的に不安定だった。帰りたいよ〜日本の便利で都会的な生活に戻りたいよ〜と涙目になりながら自転車を漕いでいた。それと同時に妙に冷静な自分もいて、「ホームシックは1週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月あたりになる人が多いのか〜」など調べたりしていた。最初は張り詰めていた気も緩んできて、色々恋しくなったのかな。ホームシックは結局2週間くらい続いたけれど、今は平気。
また、同時期に生理前のPMSでホルモンバランスが崩れたのも要因の一つだろう。なんと生きづらい身体なのか!好きな作家さんが以前、子宮を(病気によって)摘出した結果、生きやすくなったということを書いていて、私も摘出したい……と思いながら生きている。子宮、着脱可能にしてくれ。
こちらはちょうど春先の季節の変わり目で、体調を崩してしまった。熱がパーッと出る。日本からも風邪薬は持ってきていたが、いまいち効かない。少し良くなったタイミングで近所のスーパーに行き、ネットで調べた総合かぜ薬を買った。同時にポカリ的なものを買ったのだが、4ドル(360円くらい)してはあ!?と思った。しかも不味かったし……。水で溶かすポカリの粉とか持ってきておけばよかったな。
ちなみに風邪薬は物凄く効き、速攻で39度近くあった熱が下がった。買いだめて日本に持って帰ろうかな、と思う。海外の風邪薬はすごい。
仕事はもうだいぶ慣れてきて、打ち合わせも何の話をしているのか?がわかるようになってきた。それと同時に、各部署の情報共有の下手くそさを感じてウギーーーーとなっている。あと単純に問題の本質を理解しないことが多くてしんどいが、私にはどうすることもできない……。
あと日本サイドのおじさんたちの対立がウザすぎる。私がなんとか整理しようとしてもボールを離さなかったり、情報シェアしてくれなかったりで、じゃあもう知らないよ!ってなっている。今の状態で成り立っていないのに、どうして変化を嫌がるのか……、マジでストレスとヘイトが溜まっていく。
あとダラダラ喋んな!っておじさんが多すぎる。私が若い女だから舐められてるのもわかるので、しんどい。早く歳とって地位を得たいですね。
観光
8月半ばにはLake Tekapoへ。南半球最大の天文台があるところで、宇宙好きとしては行っとかないと……ということで1泊2日で観光。
今住んでいるところからはバスで3時間半。私は長距離移動があまり苦にならないタイプなので、3時間くらいは余裕。まだ風邪が残っていて食欲がなく、バス停で買ったワニのグミと持参の温かい紅茶を飲みながらバスに揺られる。この国は本当に景色が良くて、ウトウトしながらぼんやり眺めているのが楽しかった。定期的に牛や羊、アルパカなどの牧場の横を通るので、それも楽しい。
Tekapoの街はとても小さいため、あんまり観光スポットはない。いちばん有名なのは善き羊飼いの教会かな?こじんまりした教会だったが、みんな写真を撮りに来るので、とてもにぎやかだった。
ちなみにこの教会に行くためには橋を渡らなければいけないのだが、高所恐怖症の気がある私にとっては苦行でしかなかった。途中で子供が目の前で急に止まったりして、本当に突き落とすぞ!と殺意が芽生えてしまった……。ごめん、知らない子供。
小さい街なので当然レストランも少なく、仕方ないので中でも有名な日本食レストランに行く。サーモン丼を食べようと思ったが、サーモン納豆丼を見つけてそれにする。1ヶ月半ぶりの納豆は最高!付け合せの枝豆や豆腐の味噌汁にも癒やされる。こういうときに自分が否が応でも日本人だと実感させられるね。
その後は夜の星空観察に向けて昼寝。
昼寝から起きた段階で、空が結構曇っていて、こりゃあ無理かな……と思っていたら、案の定星空ツアーはキャンセル。代わりに室内ツアーがありますが、と言われたのでチェンジしてもらう。全編英語だったので、一緒にチェンジした日本人観光客は可哀想だった。内容は面白かった。南半球だから北極星じゃなくて、南十字星を南として方角をとるんだな。
その後、外に出てみると、曇っているながらも星空が見える。うっすら星雲も見えて、大満足!とはいかないが、来た甲斐はあったなと。星空はすごくキレイなんだけど、それと同時に恐怖も感じる。宇宙の単位って意味分からなくて、背筋がゾッとする。星空の写真を撮ってみるが、いまいち……。まあ肉眼で見ることが大切だからね。冷えてきたので室内に入り、早めに就寝。翌日帰宅。
帰宅前に適当なレストランに入って軽食を、と思って頼んだポテトが異常な量で、病み上がりの人間には到底食べきれなかった。すまぬ、すまぬ……。
コンテンツ
ホームシックで気分が落ち込んでいたりで、あんまり映画は見れず。
見たことあるものを流そう……と思って、久々にMIU404を見直していたら、やっぱり良いドラマで泣いてしまう。人は誰と関わるかで生き方が大きく変わってしまうんだな。なるべく良き人間でありたいですね。
落ち込んだ要因の一つが、鳥飼茜の「先生の白い嘘」を読み返したこと。この漫画は本当にしんどい。女が女として生きることはどうしてこんなに難しいんだろうね。終わり方には思うことがあるが、「自分の弱さを認める」ことの大切さ・難しさと説くことの重要性についてはよく考えていきたい。重く、苦しく、読んでいて楽しい物語じゃないけど、こういう作品が世の中にあることは一つの救いになると思う。
他にも漫画でいうとヤマシタトモコの「違国日記」が完結した。最終回は待ちきれなくて先に読んでしまったのだが、本当に素晴らしい終わり方でした。私達はいろんなしがらみがあって、ただ自分自身として生きることはできないけれど、他者と関わることは楽しくて愛おしくて、そして怖い。関係性を構築することとは、愛するとは何なのか、色々考えてしまう。稀代の名作ですね……。感想はたくさんあるし、大好きな場面もたくさんあるけど、誰かと共有すべきか、1人で大切に抱えていくか、まだ悩んでいる。
電子書籍で持っているのですが、これは本棚に置きたいから紙で揃える予定。
具合が悪いが、寝すぎて目が冴えてしまったときに助かったのは、RTA in Japan!RTAとは、要はゲームの最速攻略を目指す遊び?なのですが、私は自分がゲームが苦手なのもあって、RTA動画を見るのが一つの趣味なのだ。
あと単純にユニークゲームが大好きというのもあるし、オタクっぽい男が好みなのでオタク男が楽しそうなのが嬉しい……。
オススメはみんな大好きGeoGuessrですね。ぜひご覧あれ。
ニュージーランドの電柱も出てくるよ!
あとは月末に映画館でTHE FIRST SLAM DUNKをやっていたので見に行った。いやー3回目だけど普通にボロボロ泣いてしまった。湘北も山王も大好き。りょーちんの過去パートも、色々思いを馳せてしまうね。お母さんも彼も、兄が死んだことを受け入れられてなくて、衝突してしまっていたんだろう。辛くて悲しい。
もちろんバスケシーンも最高。高校の部活って、このメンバーでやれるのはこの年しかないという儚い尊さがあると思う。赤木が最後の年についに一緒に夢見てくれる仲間を得られたことは、きっと人生が変わるくらい素晴らしいことだし、王者山王がここで負けたことは絶対に価値ある経験になる。いやー本当にいい物語だ……。
しかし映画館で隣に座っていたカップルが上映中なのにスマホずっといじっていたことは絶対に許さない。THE FIRST SLAM DUNKよりも面白いコンテンツなんて早々ないが!?と思ったし、私がもっとやばい人間だったらスマホはたき落として踏んでバキバキにしてたわ。そんなにインスタしたいなら帰れよ、って感じ。とてもストレスでした。激おこ。
8月まとめ
なかなか精神的にジェットコースターな1ヶ月だった。また、体調面でもジェットコースターでしんどかったな。あんまりお酒も飲めなかった……。
ただ、体調も良くなったし、季節も春めいてきて、9月からは色々できそう。
10月はシドニーに旅行に行こうと画策しているので、色々計画を練らねば。
仕事はしらん。じじい共で勝手にやってろ、ということで。
最後に今一番私を表している歌を載せて終わる。
愛、誓い合いたいですね……。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?