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2022.2.9 バストリオ日記

バストリオがなんなのかってことが自分はわかってない、決めれていないし決めたくない。自分たちを知ってもらうためになんなのか文章書いたりしてるけど気持ちは変なまま書いててそれはずっとそんな感じでいて、俺がバストリオっていうのに属してるって気持ちもわからない。ただやることをやる時その場所に名前がついてて、それがバストリオって思ってて、だからメンバーというものにも正当な理由なんてない。出会った、凄いこと、そんで凄いええやんこの人たちって思ってる。あとこの人と作品をつくる未来が見えるなって未来を見てて、そういう人たちとやってる。やる時それぞれは違うもんを見てていいしそれによってすれ違ったり別のもん見つけたりして、今って時間を堪能してるか楽しんでるかどうかってとこだけは手放せない。この場しかないくらいな気持ちで生きてる。
特別なこととかじゃなくて普通の体感でそうなだけ。やればわかる。

一緒にモノつくる人に無理のない範囲でとかいうこと俺は失礼なことやなって思ってて、自分は無理なことはやれないし、やろうって決めたことはやるし、やろうって思ったからやってる。これはジョブやと思う。やれなかったら「はいそれまでよ」ってだけの話。誰かと一緒にやるなら誰かの仕事に関わるなら面白いものをつくることや楽しいことができることを守りたい、というかそんなこと考えんでもやってる。そして攻めたい。そのため勉強とか準備ばかりずっとやってる。絶対やるべきとかやらなきゃとか使命感はない。やることやる。

うちには鼠が出る。
台所に頭上から入ってくるルートも知ってて、捲れた屋根裏からこうやってこうきてここダッシュしてここに隠れてってパイプ駆け上がって隠れてって、そんなんも全部見えててもう警戒心なくなってきて緩んでこっちにバレたんかもしれないなって思う、姿も何度も見てるし毒も食わせてしまってる(殺そうとしてる)けど自分が鼠の存在で病気になったりしてないので今のところ追い出すことに積極的になりきれてない。無茶苦茶賢くて素早い。罠なんて引っかからない。惚れ惚れするくらいの生命力やと思う。惚れてる場合じゃないけど凄いなこいつらって感心してしまってるから理解示しちゃってるのかもしれない鼠っていう命に。考えてるとき屋根裏ドタバタうるさいけど。

最近は北海道・知床で開催した葦の芸術原野祭でやった「黒と白と幽霊たち」のDVD制作のため編集を終えたり、違う映画の編集して考えこんでたり、小説を牛歩で書いていってる。こんなふうに書いたりしてる。

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とらととらちゃんというややこしい名前をつけた二匹がよくうちに来てたけどとらちゃんは来なくなった、縄張り争いをする声がうちの屋根で午前3時に聞こえてきたからたぶんしてた、最近はとらが段ボールで作った家で寝ていってる、今日は昼寝してる、匂いがついてる、つけてる、とらちゃんは来てない
とらは最初ほわをよく見にきてた、家にまで入ってきた、シュッとした猫
とらちゃんは警戒心が強かった、耳が切れてたから避妊治療されてるようだった、デカくていると気配がすごかった
夜中に一度だけ鳴き声がしたから窓開けたらとらちゃんがいて撫でた、撫でたことなかったし撫でれると思わなかった、少しそこに落ち着いてたから水汲んできたら、もうおらんくなってた
とらちゃんもとらも来たらいいと思ってるから段ボールの家をもう一つ作ることにした

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