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陰徳を積む

 陰徳を積めというのは仏教でもよく言われることである。
 百八歳まで生きた曹洞宗の管長である宮崎 奕保(みやざき えきほ)禅師に言わせると、その最たるものはボランティアであるという。
 心に病などを抱えて、まだ就労出来る状態にない人は、ボランティア活動を始めてみたらいかがだろうか。
 では、数あるボランティアの中で、最も優れたものは何かというと…。
 足立大進前円覚寺派管長に言わせると「オートバイで畑に来て、オラの畑仕事手伝えー」という坊さんがよい坊さんであるらしい。
 つまり農業ボランティアが最も徳の高い行いであると言えそうだ。
 私も農業ボランティアは週一回程度のペースで行っていた。
 インターネットで検索するといろいろな援農案件が出てくるので、興味のある人は体験してみるのも一つの良い経験となるだろう。

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