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ギバーちゃんになりたい。
こんにちは。ずいぶん久しぶりの投稿になりました。
インプットばかりしているといざ意見を求められた時、瞬発力に欠けてしまうので、定期的にアウトプットして思考の整理をしていきたいと思います。
初めに保険をかけておくと、あくまでも自分の思考をアウトプットしているだけで、正解ではありません。不正解でもありません。
今の自分はこう考えている。その程度の話です。
それでは参りましょう。
ギブアンドテイク
少し前に、「GIVE & TAKE」という本を読みました。
この本によると、人間はギバー、テイカー、マッチャーの3つに分類されるそう。
・ギバー(GIVER)
他者に対し、見返りを求めることなく自分の持っているもの(知識や時間など)を与える人
・テイカー(TAKER)
ギバーの逆で、他者から受け取ってばかりで自分からは与えようとしない人
・マッチャー(MATCHER)
ギバーとテイカーの中間で、受け取ることと与えることのバランスをとる人。
※全体ではこのマッチャータイプが一番多いらしい。
本書では、ギバー>マッチャー>テイカーという公式で話が進められており、ギバーになると得られるであろうさまざまな特典をたくさんの事例から説明しています。
自分は良くも悪くも影響されやすいタイプなので、すぐにこう思いました。
自分もギバーになりたい!!
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でもすぐにこう思います。
難しい!!!
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ギバーはなろうと思ってなるものなのか
そもそも、ギバーってなろうと思ってなれるものなのでしょうか。
自分の場合、意識して与えることはできても、その裏には必ず雑念が入り込んでしまう。
(与えることで自分はギバーになれる、ギバーになれば生産性が上がる、生産性が上がればできることが増える..)
こういった見返りを考えてしまっている時点で、マッチャーの域を抜け出せていません。
では、ギバーにはなることができないのか。
答えは否です。
コミュニティによって役割は変わる
例えば、家族というコミュニティで考えてみます。
家族にご飯を作ったり、誕生日にケーキを買って帰ったり、正月に子供にお年玉をあげたり。
あなたはこれらの行動に見返りを求めているでしょうか。
おそらくほとんどの方は「NO」と答えるでしょう。
ご飯を作ったら感謝されるから、ケーキを買って帰ったら喜ばれるから、お年玉をあげれば好きになってもらえるから。
そんなことを考えながら行動している人は少ないはず。
つまり、自然に他人にための行動を選択している。
それってギバーになれているということではないでしょうか。
鍵は関係性の質?
では、家族に対してはギバーでいられるのに、その他のコミュニティでそうならないのはなぜでしょう。
鍵は関係性の質だと考えています。
言い換えると、どれだけ心を許せているか。そして、どれだけ相手を信頼できているか。
信頼することで、関係性の質が高まり、与えることに抵抗がなくなっていく。そしてそれを繰り返すことで真のギバーに近づいていくのではないでしょうか。
まずは信頼から始めよう
ポイントは信頼することから始めること。
なぜなら信頼は自分の意思でコントロールができるからです。
極端に言えば、いけすかないあの人だって、信頼する!と決めてしまえば信頼することは可能です。
信頼とは育むものでもありますが、自分で決めるものでもあるのです。
信頼できる人を増やしていく
とはいえ、いきなり仲の悪い人を信頼するのはハードルが高い。
だから、まずはある程度関係性のできている人を信頼することから始めてみようと思います。
少しづつ関係性の質を高めていく。そして、いつかその人に対して自分はギバーになれているはず。
1人を信頼できれば、2人目3人目とどんどん増やしていこう。
そうすれば、全ての人に対してギバーでいられるようになるかもしれません。
そして最終的に、人だけにとどまらず、組織や社会に対して良い影響を与えられるギバーになりたい。
そんなふうに思っています。
さぁ、やろう。
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