【現代日本昔ばなし15】ゲーマー
むかしむかし、あるところに、げーまーが いました。
げーまーは、げーむせんたーに かよっては、かくとうげーむを やりつづけ ました。
どりょくを かさね、100えんだまを たいりょうに つぎこんだ けっか、てきが いないほど つよくなりました。
「どこか、おれに かなう やつは いないのか。」
げーまーは いつも てきを さがして いました。
いつしか、げーむせんたーで どんどん こんてにゅー している ひとを みては
「ああ、また つぎこんで いるのか。おれは かちつづけるから 100えん あれば なんじかん だって あそんで いられるのさ。」
っとおもうように なりました。
あるとき、げーまーが かくとうげーむを していると、むかいがわの だいから ちょうせんしゃが らんにゅう してきました。
「ああ、また ざこか。」
げーまーは あっというまに らんにゅうしゃを たおしてしまいました。
「ああ、また つまらぬ てきを たおして しまった。」
とげーまーが いいかけたとき、さっきを かんじました。
なんと、げーまーの まわりを やんきーが とりかこんで いました。
げーまーが たおした あいては、やんきーの おやぶん だったのです。
「おい、ざけんな。かねだせ。」
かくげーは つよい げーまーですが、じっさいの かくとうは てんで だめ。
ありがねを ぜんぶ とられて しまいました。
「くそー、ぜったいに ゆるさない!!」
おこった げーまーは、すぐに すえおきの げーむきを かい、へやから いっぽも でずに、ねっと げーむだけを して、しあわせに くらしましたとさ。
めでたしめでたし。
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