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応援者のニーズを考えたリターン設定
こんにちは。事業計画研究所です。
以前、リターン設計について簡単に記事をまとめました。
今回はその中でも、魅力的なリターンにするため、どのように応援者のニーズを考えてリターンを設定すればよいかをお伝えします。
◆リターンを応援者目線で分析する◆
応援者は「このプロジェクトを応援したい!」という気持ちからプロジェクトを選ぶため、まずはプロジェクトと関連があるモノ・サービスをリターンとして設定することです。
その際、以下のようなことを意識して分析し設定するとよいでしょう。
・他のクラウドファンディングの似たプロジェクトの成功例を調査
・応援者視点となった際に何が嬉しいか?どうしたら喜んでもらえるかを分析する
・SNSなどでアンケートをとる
・年齢層・性別の割合は?
・価格は?どのようなモノ・サービス?
また、マーケティングの基本でもある4P分析と4C分析を合わせて分析する、マーケティングミックスを活用しながら、いかに応援者のニーズ・ウォンツを満たすかを考えても良いでしょう。
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そして、データや理論も大切ですが、人間は感情の生き物です。応援者の感情や潜在意識に訴えかけ、ウォンツ(欲求)を刺激するように設定することで、共感購入に結び付きやすくなります。
以上のようなことを意識して『どういったものが喜ばれるのか?のアイデア出し』という名目で人を集め、アイデアを出し合うのもよいですね。
◆リターン設定の注意点◆
プロジェクト終了後は想像以上にヘトヘトになります。そのような状態の中でリターン不履行にならないよう、確実に迅速に対応できるリターンを設定する必要があるということは注意しておきたいところです。
◆まとめ◆
購入型クラウドファンディングでは、プロジェクトの内容がよくても、リターンの内容によって応援者の集まりが左右されることもあるようです。そのため応援者のニーズ・ウォンツを満たす、より魅力的なリターンにこだわって設定できるよう、マーケティングの手法などを取り入れながらアイデア出しをすると良いかと思います。