クラウドファンディング成功のポイント【共感・応援を得るための事前準備】
こんにちは。事業計画研究所です。
これまでクラウドファンディングの成功のポイント『目的設定』『目標設定』『リターン設計』について記事にしてきました。
魅力的なプロジェクトの設計ができたなら、次に成功のために必要なことは何でしょうか？それは、より多くの方々に知ってもらうために、公開前に魅力的なプロジェクトの発信をしてファンを増やしておくことです。
なぜならクラウドファンディングの成功は、開始直後の応援にかかっていると言われているからです。
READYFORが公開しているデータとキャンプファイアーが公開しているデータを見てみましょう。
公開から５日以内に達成率が２０％以上になると成功率が９０％になる
公開から５日以内に達成率が１０％以上になると成功率が７０％になる
これらからわかるのは、スタートと同時に多くの応援があり盛り上がっているプロジェクトに、人は興味を持ち応援に至る可能性があるということです。
なのでクラウドファンディングの成功は、事前の準備が非常に重要となり『準備８割！！』と言われる理由はそこにあります。今回は、そんなスタートダッシュで盛り上がるプロジェクトにするために、公開前に絶対準備しておくべき『事前準備の３つのポイント』を記載します。
①まずは身近な方々に応援していただく
以前こちらの記事に記載した『３分の１の法則』からもわかるように、まずは身近な友人・知人に知ってもらい応援してもらうことが大切です。
共感してくれそうな友人・知人や法人・団体などを整理して、支援依頼のリストを作成すると良いでしょう。
そして、直接プロジェクトへの思いを伝えたり、プロジェクト内容と応援方法などをまとめたチラシを作成して配布したり、イベント会場や飲食店などに置かせてもらったりすることも有効です。
②SNSの活用
クラウドファンディングはオンライン上での資金調達なので、SNSとの相性が良いといえます。そこで、よく使われている代表的なTwitterやFacebook、Instagramなどを活用して発信し、拡散してもらい、公開前からファンを集めコミュニケーションをとっておくことが大切です。
③メディアへのアプローチ
プレスリリースを作成してメディアへ直接送ったり、プレスリリース配信サービスを活用しても良いでしょう。
参考に、以下のサイトを紹介します。
プレリリース掲載のタイミングは、クラウドファンディングスタートのタイミング、もしくはクラウドファンディング実施中のタイミングが良いそうです。
メディアで紹介されることでプロジェクトの認知度を高め、より多くの支援を集めることができます。
◆まとめ◆
プロジェクト公開前から「自分はこんなことをやりたいと考えています」とワクワク感を伝えファンを広めることで、応援者側にも心の準備やお金の準備をしてもらうことができます。なので、いざスタートしたタイミングで勢いをつけることができ、指数関数的に応援者が集まりプロジェクトが成功しやすいということです。
プロジェクトを成功に導くロケットスタートを切るためには、準備８割！！が決め手となるようです。