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「考動力」って何?

考動力とは、動きながら考える・考えながら動く力という意味で、自主的な意味がい強くあります。

行動と考動の違い

考動は造語で明確な定義は存在しませんが、強いて言うなら
行動は、感情や他律的・自律的な欲求・願望をもとに動く。調査や戦略はともかくまずやってみるというニュアンス。
考動は、目的や意思を持って自ら考えて動く。明確な目標を定めたうえで取り組む
という違いがあると考えています。

最短最速でゴールを目指す武器

考動はしっかりとした戦略や目的(考え)に基づき、アクション(動く)を起こすので、行動と比べると最短最速で目的に到達することができます。
ビジネスではお客様の満足度を高めつつ、事業として利益を残す経営ができるよう、あらゆる経営資源で最高のパフォーマンスが出せるよう知恵を絞りますが、そのためには、明確な目標や意思を持ちアクションを起こすことが重要です。
感情や欲求などをもとに行う行動では思うような結果はでません。
考動は常に行動よりも優先し、企業という組織で求められるのは「考動」に他なりません。

ただし、考えなしに動くことも時にはある

常に考えて動くとは限らないのが面白いところで、例えば、戦略を立てようがないときや全く未知の分野に挑戦するときは、考え過ぎると無駄に時間を浪費してしまったり、リスク(危機)ばかりを恐れ行動ができなくなったりすることもあります。
考えても答えが出ない場合は、考え過ぎて頭がパンクしてしまう人も少なくないでしょう。
ですが、凹まず諦めずに「まずやってみる」ということも重要です。

冒頭で説明したように考動力とは「考えながら動く」「動きながら考える」
という意味なので、考えるだけでもダメで、動くだけでもダメで「ながら」というのがとても大切です。

どれだけ優れた製品やサービスであったとしても、必要としてくれる人がいなければ売れることはなく、逆に優れていない製品やサービスであったとしても、必要としてくれる人がいれば売れます。
優れていない製品やサービスが優れた製品やサービスよりも売れるのは、必要としてくれる人に対して、「どのように届けるのか」「どれぐらいの価格で提供するのか」などを考え仮説を立てアクションを起こしてみる、そしてその仮説(考え)が正しかったのか検証し、新たな仮説を立て再度、アクションを起こし再度検証をしてみるというサイクルを繰り返し行っているからです。

商品やサービスを利用するのは人間です。
人間の心理を一度で理解することは難しく、また、考えるだけでは答えが出ることはありません。
考えたこと(仮説)が正しかったのか・間違っていなのかを動いて確かめ(検証)てみる、考えても答え(仮説)が出ないなら動いて確かめ(検証)てみる。
これを繰り返し行うからこそ、人がお金を出して手に入れたいと思う商材が生まれるのです。

考動力は業界や職業に限らず、全てに通用する能力で、考動力を身に付けることができれば人よりも頭一つ出る存在になれます。



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