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デジタルサイネージで解決!大学内の情報発信の課題とは?
事例紹介
今回の事例について
▶︎ P大学生協は学生への情報発信に力を入れるために2013年にサイネージを導入
▶︎ キャンパスが広く店舗も多かったため、学内掲示物の更新の手間と時間がかかっていたことが当時の課題だった
▶︎ サイネージをどのように活用しているか事例を紹介する
■ 学生への情報提供の難しさ
大学キャンパスはとても広く、掲示板でチラシを使って情報を伝えるのには限界があります。大学生協のショップやカウンターは学内に複数あるため、新情報が出るたびに各所に貼った掲示物(案内チラシやポスター)を張り替えることが業務負担にもなっていました。
大学生協としては最新の情報は1人でも多くの学生に届けたい。そしてショップを利用するきっかけとなって欲しいと思っていました。
しかし、紙のチラシだと修正があった場合にもすぐに対応ができず、情報の伝達が遅くなっていました。このような課題があり2013年にデジタルサイネージを導入しました。
■ デジタルサイネージの導入と活用
大学キャンパス内での情報提供のため、各所にモニターを設置しました。
これらのモニターには、サイネージシステムを搭載したミニパソコンが接続されており、大学生協のスタッフは簡単にサイネージ画面を遠隔で操作できます。画像やテキストを管理画面から登録・更新すると、即時反映されるからです。画像はスライドショー形式で複数順番に表示することもでき、Youtube動画も流すことができるようになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1699420247345-CL70QE7DLu.jpg?width=1200)
また、デジタルサイネージは自動起動・自動シャットダウンの機能がありました。これにより設置場所へ行き1台1台操作しなくても、毎日の運用がスムーズになりました。スタッフの誰でも情報の更新や修正ができて即時に反映されるので、情報提供の質と効率の両面で大きな成果をもたらしています。
■ 情報提供の効率化と拡充
デジタルサイネージの導入により、季節の情報や食堂のおすすめ、キャンペーン情報などを迅速に学生たちに伝えられるようになりました。
アルバイトやパートのスタッフでも容易に情報の更新ができるため、情報提供の効率が大幅に向上しました。
現在8カ所の店舗や食堂にデジタルサイネージが設置され、これまで以上に情報発信ができています。
■ 事例のポイント
この事例から学べるポイントは、以下の3つです。
・常に最新の情報を学生に提供できるようになった
・更新や管理のための人的コストが減った
・スタッフの業務効率が向上し、より上位の業務に時間を割けるようになった
これらの取り組みを通じて、大学生協は学生たちに常に最新情報を届けることができただけでなく、スタッフの業務効率も改善できました。
まとめ
P大学生協は、広い学内の各所に貼った販促チラシをスタッフが貼り替えていましたがサイネージ導入により負担が減りました。さらには空いた時間で他の販促活動を考える時間も増えたはずです。
これは「ひと」が頑張ってやるべき部分と、ITに頼るべき部分があるということです。 頼れるIT技術は賢く活用して、より利益を生むために時間を使う意識を持つことが大切だとビジネスデザイン研究所は考えます。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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