達成し続けるチームの7つの法則
達成し続けるチームと崩壊寸前のチーム
様々な組織をマネジメントし、立て直しをしてきた中で
達成し続ける組織とそうでない組織には明確な差があることがわかります。
今回は、達成し続けるチームに共通する7つの法則を共有致します。
今の組織をぜひ診断しより良い組織を作り上げていきましょう。
《達成し続けるチームの7つの法則》
① チームの目的が具体的で明確であること
⇒「業界No1」や「2025年、売り上げ100億」などのビジョンや
「日本を元気にする!」「社会貢献する!」などの理念や
「生産性No1チーム」「顧客満足どNo1チーム」などのチームテーマなど
仕事を通して何を成し遂げていきたいのかをチームごとに明確にし、それを全員でシェアする。
大切なことは、チームで同じ目的を持って行動が出来ている事です。
② 目的の達成と日々の数字が連動し、且つ達成するプロセスが具体的であること。
⇒①の目的を達成するために日々の達成が重要であることをチーム内で共通認識ができていること。
カルロス・ゴーンの有名な言葉ですが、
「ビジョンを社員に浸透さるのに重要なのは共通の言語だ。力を最大限引き出すには、双方で共有できるわかりやすい目標が必要だ。私はそれが数字だと思っている。」
とあるように目的を達成させる為には、日々置かれている共通の数字をお互いが理解するところから始まります。
③ チーム内で相互尊重の精神とチームに対する責任感が個人にあること。
⇒全員が常に達成し続けることはなかなか難しいものです。もちろん全員達成を目指しますが。どんな人間でも波はあります。
ただ、そこに対してチームとして、全体をフォローしようと考えることが出来ているか。が大切です。
各個人が自分の達成のみならず、チームの達成に対して責任を持っているか。
チームリーダー以外がチーム数字を理解し、チーム達成までにあといくらやればいいかを考えられているか。
④ 共有化された仕事の進め方があり、その仕事を我流ではなくチーム全員が同じように行っている事。
⇒進捗管理の方法、営業手法やテクニック、KPI選定、帳票の内容、システムの使い方、等が我流にならず全員がチーム方針に沿った行動が取れている事。
私のやり方はこうだから!みたいな個人が勝手な仕事をしだして、上司が現状把握ができなくなってしまうと即チーム崩壊が訪れます。
メンバーは、与えられた業務を理解し、行動することとと、リーダーはメンバーに業務の背景をしっかりと伝えること。
⑤ 全員がNo1プレイヤーであること。
⇒チームに所属する各個人が「このポイントなら絶対に負けない!」と自信を持って言える“なにか”があるか。
とても大切な項目で、自分の得意パターンに持ち込んだときに絶対に勝ちを手繰り寄せる成功パータンを持っている人材が多いチームは最強チームになりやすいです。
たとえ1人がコケたとしても、全員が成功パーターンを持っているチームは安定的に成果が出やすいです。
⑥ リーダーシップとメンバーシップがあること。
⇒堅調な組織は、リーダーが圧倒的なリーダーシップを持っており、メンバーが圧倒的なメンバーシップを持っている。
メンバーはリーダーのフォローなくして力を出すことはできないし、リーダーもまたメンバーの協力なくして力を発揮することはできない。
そして高いメンバーシップを持っているメンバーは次のリーダー候補となり、その高いメンバーシップに支えられたリーダーは高いリーダーシップを発揮し次のマネージャーになる。
最高の好循環です。
⑦ 目標が定まったら執念を持って取り組む事。
⇒やるべきことが決まったならば執念をもってとことんやる!
能力の限界は、本人の努力により自ずと解消されていくが、執念の欠如は能力に蓋をします。
そして、大切なことはチームとして執念を持って戦っている事です。
執念があるからこそ、ここ一番組織の達成に力を与えます!
ぜひ今の組織と照らし合わせてみてください。
そして最後に私の好きな名言です。
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「人の作る組織にとって、言われたことしか実行しない部下は役に立たないどころか組織の命取りになる。
こういうタイプの人間が増えれば増えるほど、その組織は発展していく力を失っていく。」
=サッカー元日本代表監督 ジーコ=
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能動的な組織は何より強いですね。
それでは失礼いたします。
Xun feng(シンフォン)|ビジネスマインド