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社会は変えられる。ビジレザで見えた、ソーシャルビジネスという可能性

ビジネスレザーファクトリー大学生ユースメンバー・るーちゃんの自己紹介

ビジネスレザーファクトリー(以下、ビジレザ)とは】
ソーシャルビジネスしかしない企業「ボーダレスジャパン」のグループ会社。日本のビジネスパーソンへ牛本革製品を届けることで、バングラデシュの貧困解決に挑んでいます。


1. 所属店舗と私について

初めまして!名古屋店大学生ユースメンバーの山田ひかるです!
名古屋店ではあだ名で「るーちゃん」と呼んでいただいてます。

あだ名が決まったときのことはあまり覚えていないのですが…、本名の「ひかる」から「る」をとって、店長の岡田さんが「るーちゃんっていいね!そうしよう!」と即決してくださったのだと思います。笑

昔からあだ名で呼ばれることがあまりなかったため、ひそかに気に入っています!


2. 私の大学生活

私は名古屋市立大学に通い、「社会言語学」という学問を勉強しています。説明するとちょっと長くなってしまうので割愛しますが、ことばを通して自分の見ている世界がどんどん広く、深くなるのを実感できる学問です。

また、学業の傍ら、アイセックという海外インターンシップを運営する学生団体で3年間活動しました。海外の学生を日本の企業様に受け入れていただくインターンシップのマネージャーや大学委員会の執行部を務めたり、自分が参加者として海外インターンシップに渡航したりしました。


今ビジレザでアルバイトをしている私ですが、ソーシャルビジネスに興味を持つようになったきっかけは、カンボジアでの海外インターンシップです。

大学2年の春休みの6週間、カンボジアの首都プノンペンの小さな語学学校で私は英語を教えていました。生徒は小学生から大学生までで、英語レベルもバラバラ。そんな環境での活動は難しくもあり、社会にどっぷり浸かっている感覚が楽しくもありました。

カンボジアの人はとても人懐っこくて温かく、そして優しい人ばかりでした。仲良くなったとある大学生は「カンボジアの人を助けたい、発展させたい」と、社会貢献活動に打ち込んでいました。そんな彼が夢を話すと同時に呟いた、「自分はまだ学生だから、何もできない」の一言が、私の心に重くのしかかります。

何もできなくはないと信じていたつもりだったけれど、「そんなことないよ」と言いたかったけれど、瞬時にその言葉が出てくるほど私には自信も力も思いもありませんでした。社会に目を向ければ、カンボジアに限らず世界は貧困問題や教育によって再生産される格差の問題、数えきれない社会問題で溢れかえっています。

少しでも早く彼に「そんなことないよ、一人の力は小さいかもしれないけど、若者も社会を良くできるよ」と伝えたくていろいろ調べていたら、社会問題をビジネスで解決するソーシャルビジネスの存在に出会います。

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(カンボジアの語学学校のみんなと)


3. ビジレザで働き始めたきっかけ—「大学生未来会議」というイベント

ソーシャルビジネスに興味を持っていろいろと調べ始めた当時の私は、社会課題をビジネスで解決できるなんて素晴らしい!と思いつつも、そのイメージをクリアに描けずにいました。
いろいろな今まで放置されていた課題をビジネスで解決するなんて難しいはずなのに、ネット記事を読めば読むほど話が綺麗で、「ソーシャルビジネスとはなんなのか?」ともやがかかるような…

そんな中、知り合いの方がFacebookでシェアしていたビジレザの「大学生未来会議」というイベントを見つけます。“名古屋飛ばし”というワードがあるほど関東関西と比べて機会の少ない名古屋で、ソーシャルビジネスを実際にやってる人のお話を聞けるなんて!と思い、すぐ参加希望のアンケートを回答しました。


イベントでは、ビジレザ代表の原口さん、人事の千穂さん、名古屋店長の岡田さんそれぞれの立場から見るソーシャルビジネス、ビジレザのお話をお聞きしました。
「そもそもソーシャルビジネスって何?」「ビジレザはどんなビジネス?」「バングラに届けたいソーシャルインパクトは?」「どんな思いで働いているの?」

——お話を聞きいるうちに、「なんとなく、とってもいい!」というイメージだったソーシャルビジネスを、リアル感とともに「素敵だなあ!」と感じるようになりました。その勢いで私も働きたいと思ってアルバイトを始め、今に至ります。

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(未来会議のイベントメモ)

実際に働き始めて学べることは本当にたくさんあります。例えば、お客様の視点に寄り添って商品の魅力を伝えられるようになるために、自分が商品を使って特徴をもっと知り、社員さんに接客のアドバイスをいただき、自分でもその日のアルバイトの様子を振り返ります。
こうした、小さな行動の積み重ねがあってこそ、少しでも多くの人にビジレザの魅力を伝えることができるようになり、それはやがてバングラで働く人の生活にもつながります。

バングラにいる商品の作り手が見えているからこそ、目の前にある商品に誇りを持てますし、直接お客様に商品を届けるアンカーとしてのやりがいを感じます。まだ学生だけど、私も少しは社会をよくすることに携われているのかなって思えるんです。

昔の私と同じように「ソーシャルビジネスってなんとなく良さそうだけど、はっきりとは分からない」と思っている人は、きっと少なくないと思います。そんな人に、ビジレザで働くいろんな人のことをこのnote連載を通して伝えられたらと思います!


最後までご一読いただき、ありがとうございました!
他のメンバーのnoteもとっても素敵なので、ぜひさかのぼって読んでみてください!



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