クエスパトラexのデッキを作りたい
月末投稿マン、ぶっきーです。
今回はポケモンSVでの推しが1種、クエスパトラがテラスタルexとして登場したのでデッキにしていきます。
まずはいつも通り、つべこべ言わずにリストから。
デッキリスト
今回はシンプルめなリストにまとめました。【ネイティオ(アカシックセンス)】をエンジンにする都合【基本超エネルギー】の枚数を多くしたかったことが大きな要因ですね。
【クエスパトラ(みきわめ)】を序盤のアタッカーにしつつ【クエスパトラex】を裏で育てるプランを軸に、相手に応じてアタッカーを使い分けるようなデッキになると想定してます。
デッキ詳細
ポケモン(18)
◆クエスパトラ(ex2+みきわめ3) - ヒラヒナ(4)
クエスパトラexのデッキを作りたいと言いつつ、exは2枚になりました。先に書いたように、相手に応じて使い分け、戦い方を変えます。
本日の主役、【クエスパトラex】。
特性「まばゆいしせん」が「サイコボール」の打点アップに貢献してくれるという、1枚で効果の噛み合った良いテキストです。「サイコボール」に30ダメージの素点があるのも嬉しいところ。
後述しますが、《リザードンex》《トドロクツキex》《ミライドンex》あたりのデッキには【クエスパトラex】を中心に戦いたいです。
【クエスパトラ】は特性「みきわめ」の効果による実質の2連撃が強力。序盤から【あなぬけのヒモ】【ボスの指令】を強要できます。
「グリッターアイズ」が緩め条件の140ダメージなので、わりとアグロできるのも強いですね。仮に【リップ】がトラッシュになくとも、70ダメージあれば大体の進化前たねポケモンをきぜつさせられるためわりと充分。
《ロスト》系統の小粒や、《パオジアンex》《サーナイトex》など「まばゆいしせん」の刺さりが悪い相手にはこちらで戦います。
【ヒラヒナ】はにげる0のカードが存在します。ベンチにエネルギーをつける「アカシックセンス」と相性が良いので、できる限り採用したいところ。ない場合はHP50のヒラヒナでいいと思います。
◆ネイティオ(4) - ネイティ(4)
「アカシックセンス」がエネルギー供給とドローエンジンを兼ねるぶっ壊れ特性なので、4-4採用してしっかりと展開していきます。2ターン目に2枚は揃えられると後々が楽。
【リップ】でエネルギーを回収してそのまま「アカシックセンス」に使う流れが強力なのが、デッキ的に嬉しいところです。
◆ジラーチ(1)
お守り。
といいつつ、エネルギーを手札に持ってこれる「エネチャージ」が意外と噛み合っているという説があります。
グッズ(15)
◆バトルVIPパス(2)
◆ネストボール(4)(※レベルボール(4)のが良さそう)
◆霧の水晶(4)
◆ハイパーボール(3)
序盤は【クエスパトラ】が戦えれば充分なので、【バトルVIPパス】全力構築から離れました。引ければ強いわの2枚。
【ネストボール】は、たねexやかがやくポケモンを入れていないので、対象を手札に加えてのデッキ圧縮ができる【レベルボール】の方が強いな、と執筆中に気付きました。
◆すごいつりざお(1)
お守り。シャイニートレジャーでの再録助かる。
【クエスパトラex】は【リップ】で戻せず、このカードが必要になるので注意しましょう。
◆カウンターキャッチャー(1)
サイド負け時限定ボス。後攻の序盤、ドローサポートを使いつつ【ビーダル】あたりのエンジンを狙い撃ちできると強そうと思って1枚。
サポート(10)
◆博士の研究(4)
7枚引けるカードが弱いはずがない。
【リップ】をトラッシュに送る札としても強く使えるため、4投します。
◆ナンジャモ(2)
シャイニートレジャーの再録助かる。
◆ボスの指令(1)
仕留め損ねた相手やエネルギー準備中の相手を狙う1枚。【カウンターキャッチャー】を抜いて2枚入れるのも検討したいです。
◆リップ(3)
「グリッターアイズ」の条件札。効果はどちらかというと【クエスパトラex】と相性が良いですね。
序盤にトラッシュする用1枚と、ゲーム中に使用する1~2枚という感じで。
スタジアム(3)
◆ポケモンリーグ本部(3)
「まばゆいしせん」と合わせて、たねポケモンに限りワザエネルギーを2個分増やせます。《ミライドンex》《トドロクツキex》にかなり強くなる他、【かがやくリザードン】【かがやくゲッコウガ】の奇襲も防げるなど意外と対応範囲は広いです。
ただ、【ウッウ】の「ロストプロバイド」は「必要なエネルギーが0になる」ため「ポケモンリーグ本部」があっても0エネで「おとぼけスピット」が使えます。公式Q&Aにもあるので注意。(これ多分「まばゆいしせん」も同じだと思う。)
単純な「頂への雪道」対策も兼ねてスタジアム3枚採用です。
(逆に【ポケモンリーグ本部】が【頂への雪道】で置き換えられると要求エネが実質2枚減ることになる。諦めましょう。)
エネルギー(14)
◆基本超エネルギー(13)
《こくばバドレックスVMAX》の一般的なエネルギー採用枚数をパクりました。
◆ジェットエネルギー(1)
シャイニートレジャーの再録助かる。
え?再録しない?
とっさの入れ替え札として+「サイコボール」の打点アップとして+「アカシックセンス」でエネルギーを付けるためのクッションとして。
枠があればもう一枚入れたいかもしれません。
以上60枚。
メインポケモンの長所短所
今回は別枠で語ります。
苦手な相手
【クエスパトラex】のデッキを作るに当たって、どうしても気にすべき点がありました。
火力がある程度相手依存になること
【クエスパトラex】は「サイコボール」の性質からして、攻撃後にエネルギーが減るポケモン(【パオジアンex】【ギラティナVSTAR】など)との対面が苦手です。
【クエスパトラex】自身にエネルギーを集中させる必要があるため、継戦能力が低いこと
【クエスパトラex】が一撃できぜつさせられると、次の【クエスパトラex】が火力を出すまでに時間がかかります。
エネルギーを過剰につけることでの青天井火力を実現するポケモン(【サーナイト】【パオジアンex】【ライチュウV】など)を相手取る場合、「まばゆいしせん」も効果を発揮できないのが難点です。
これらの点で、【クエスパトラex】だけで戦うには相手を選ぶ必要があるな、と感じました。
得意な相手
逆に【クエスパトラex】の性質上強く戦えるのは
採用しているエネルギーの枚数に余裕のないデッキ
《リザードンex》《ミュウVMAX》など
本来攻撃するためのエネルギー以上のエネルギー枚数を供給し続けるのが難しいデッキ
《ミライドンex》《トドロクツキex》など
【リバーサルエネルギー】【ダブルターボエネルギー】に頼りがちなデッキ全般
中打点しか出せず、【クエスパトラex】に反撃の隙を見せるポケモン
【アルセウスVSTAR】など
と言えます。
以上より、苦手な相手はとことん苦手、得意な相手にはすごぶる得意、というのが【クエスパトラex】の性質なので、ここをカバーできるアタッカーを探す必要がありました。
得意な相手には2~3回【クエスパトラex】を押し付けることで、エネルギー枯渇に追い込んだり攻撃できないターンを作ったりすることが可能です。
また、普通に相手のアタッカーと殴り合う分には210ダメージOVERは期待できる性能があります。
逆に苦手な相手には【クエスパトラex】を全く出さないような試合展開を想定し、場合によってメインを張れるサブアタッカーを用意したいです。
ここに今回は【クエスパトラ(みきわめ)】がピースとしてうまくハマったのでデッキにした、という具合です。
【クエスパトラ】のデッキも組んでいたのですが、「グリッターアイズ」で1パン圏外の非exポケモンや2パン圏外のexポケモンなどが厳しかったため、それらをちょうど相手取れる【クエスパトラex】が【クエスパトラ】視点でも良いパートナーになっていました。
結果として、互いのアタッカー性能を補い合う綺麗な構成になったと思います。
終わりに
ざっと書ききりました。推しポケが可能性のあるテキストをしていると嬉しいですね。
これまたちょっと一人回しした程度なので、「シャイニートレジャーex」発売後にまたチューンアップしたいところです。
※2024/1/21追記 Hレギュ草案
Hレギュが近いので調整版を載せておきます。
チューンアップとして、クエスパトラはex3のみきわめ2になりました。【リップ】での使いまわしができるかできないかは大きい。
Hレギュ要素としては、【なかよしポフィン】が強すぎるのでさすがにフル採用したいのと、【霧の水晶】のレギュ落ちに際して【大地の器】を採用するのとですね。
あとは前々から思っていた【マナフィ】【ジラーチ】同時置きが面狭くて無理だなーというところを【クレッフィ】採用で誤魔化してます。
使ってみて楽しかったデッキは随時上げてこうと思います。
それではまた~。
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