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【導入事例紹介】前橋自動車教習所様

群馬県前橋市にある前橋自動車教習所は、約60年の歴史ある自動車教習所です。地域に根ざした自動車教習を行い、県内トップクラスの教習生数を誇っています。また、外国人の教習生が安心して通えるように、ベトナム、中国、ネパール人スタッフがいることも大きな特徴のひとつです。「バスキャッチ」の導入と活用について、前橋自動車教習所 お客様サポート部 送迎サービス課 加藤武士様にお話を伺いました。

<目次>
・地域社会の安心・安全を実現する自動車教習所
・教習生の自宅送迎を最適化するために「バスキャッチ」を導入
・パソコンの使用経験があれば十分に使いこなせる
・わかりやすい操作で外国人教習生に好評
・他校の事例を発信して欲しい

前橋自動車教習所のホームページ

地域社会の安心・安全を実現する自動車教習所

前橋自動車教習所についてお教えください

前橋自動車教習所は1963年に開校した約60年の歴史ある自動車教習所です。地域に根ざして安心・安全なクルマ社会の実現に向け真摯に自動車教習に取り組み、県内トップクラスの教習生数を誇っています。今日では、普通自動車(AT・MT)にはじまり、準中型自動車、中型自動車、大型特殊自動車、自動二輪(普通・大型・小型)、第二種、さらには特殊けん引までクルマに関する免許取得に幅広く対応しています。また、合宿教習も行っており、県内はもとより他県からも大勢の教習生が免許取得を目指して集まっています。

前橋自動車教習所の特徴のひとつとして、外国人の教習生が安心して通えるようにしているところです。Webサイトも日本語だけではなく、英語、中国語、ベトナム語に対応しています。群馬県では学科試験を日本語以外に英語、ポルトガル語、ベトナム語で受験できます。前橋自動車教習所では学科試験をベトナム語でも受けることができます。外国人教習生に安心して通ってもらえるように、ベトナム人スタッフが3名おり、ベトナム語や英語などでのサポートも行っています。

前橋自動車教習所を運営する株式会社ぐんま安全教育センターには、姉妹校として群馬県藤岡市でかぶら自動車教習所も運営しています。その他にはぐんまフォークリフトセンターを併設していますし、国土交通省認定の運行管理者講習、群馬労働局長登録の一般建築物石綿含有建材調査者講習も実施しています。
また、安全運転をサポートするべく、セーフティーサポートクラブも運営しており、小中高生、町内会、高齢者向けの交通安全教室や各種イベントを実施しています。一般・企業のドライバーに向けての交通安全教育の提案、講習会、情報発信なども行っており、地域社会の安心・安全を実現できるよう、さまざまな取り組みを行っています。

教習生の自宅送迎を最適化するために「バスキャッチ」を導入

前橋自動車教習所では現在、VISH株式会社の「バスキャッチ」送迎バス運行管理サービスを活用しています。どのようにお使いかお教えください。

「OBIC教習所システムとの連携が取れることが導入の決め手でした」と加藤武士さん

前橋自動車教習所では「バスキャッチ」を活用し、教習生の自宅送迎を行うために教習生送迎バスの「予約受付」、「送迎予定表の作成」、「乗車地点へのバス到着予定時刻のメール配信」などを行っています。

バスの予約締切は前日の16時ですが、7~8割の教習生は教習予定を予約する際に、併せて送迎バスの予約を行います。私自身も送迎バスの運転を行っていますが、業務の合間でも概ね午前中には翌日の送迎順番の大枠を固めています。そして、16時の予約締切以降に調整を行い、17時には翌日の送迎予定表をドライバーに伝えています。
現在、送迎車両は7台あり、私を含め7名のドライバーが勤務していますが、繁忙期でも教習生やドライバーへのストレスがなく送迎できるのも配車アプリによる支援があるからです。

「バスキャッチ」導入前から自宅送迎を行っていたのですか。

そうですね、導入以前から自宅送迎を行っていました。以前の配車は手書きで行っており、配車担当の経験と蓄積されたノウハウで配車とコース設定を行っていました。ドライバーによっては自身の手書きの地図を使ってコースを確認している者もいたそうです。
また、配車スケジュールを組んで車両が足りない場合はタクシーも使うなど、非効率な場面も多くありました。

「バスキャッチ」を導入されたのはいつ頃ですか。

導入は2019年12月で、姉妹校のかぶら自動車教習所も同時に導入しています。もともとは当社の社長が知り合いから「バスキャッチ」を勧められたのがきっかけです。2019年夏にVISH株式会社に問い合わせて、9月にプレゼンを受け、10月に改めて操作説明などをお聞きして、導入に至りました。

「バスキャッチ」導入の決め手はなんでしょうか。

大きくは下記の3点です。
1.すでに活用している教習所で高い評判を得ていたこと。
2. OBIC教習所システムとの連携が図れること。
3. 全国の教習所に多くの導入実績があり、活用されていること。

導入にあたっては他社のシステムと比較検討されたのでしょうか。

はい、比較検討も行いました。ただ、他社のシステムはOBIC教習所システムとの連携が取れなかったため、連携できる「バスキャッチ」を導入しました。

パソコンの使用経験があれば十分に使いこなせる

加藤様ご自身は、配車担当としては期間が浅いとお聞きしていますが、「バスキャッチ」の使い勝手などについてお聞かせください。

私自身、前職では設計を担当していました。設計と言ってもすべてパソコンで自動的に行うのではなく、アナログな作業もしていました。そのため、「バスキャッチ」で送迎配車を行い、より最適なルートになるよう調整する作業は、前職で行っていた業務と似通っています。

ただ、送迎エリア全体の細かな道までは把握するのは難しいため、「バスキャッチ」がなければ何もできなかったと思います。配車画面は1画面で作業が完結できますので、多少パソコンの経験があれば簡単に使いこなすことができますよ。

また、前任者が「バスキャッチ」の活用に加え、車両とドライバーの増員など、バス送迎業務に対して人員などの最適化を進めていましたので、私としてはいい環境で業務を引き継ぐことができたと感謝しています。そのため、私が入って担当するようになってからは、車両などの不足でタクシーを依頼することはなくなりました。

土地勘がない場所への配車作業も、パソコンの使用経験があれば十分に使いこなせるのですね。

そうですね。実際に私がお休みの日や研修などで不在のときは、多少のパソコン経験があるドライバーの方に、翌日の配車作業をお願いしています。お願いする以前、実は他部署のスタッフで配車経験がある方にお願いしていました。それが、先のドライバーに声をかけたところ、「やってみてもよい」と言う返事でしたので、試しにやってもらったところ、数日で「バスキャッチ」の操作を習得できました。

それ以降、私がお休みや不在の際は、ドライバー同士で相談してもらって配車業務をお任せしています。そんなことができるのも、「バスキャッチ」が使いやすいからに他なりません。

階段の案内も4カ国語に対応

わかりやすい操作で外国人教習生に好評

「バスキャッチ」の導入効果を教えてください。

1.短時間で送迎の配車スケジュールが組める。
教習生のデータはあらかじめ「バスキャッチ」に入っていますので、予約に合わせて短時間で配車スケジュールを組むことができます。

2.使いやすさでは外国人教習生にも好評。
先に少しお話しましたが、当校は外国人教習生が多く、ベトナムや中国の方に加えて、バングラデシュやフィリピン、ロシアなどの方も教習に通っています。「バスキャッチ」は国籍を問わず使いやすいと好評です。

3.多少パソコン経験があれば使いこなせる使い勝手のよさ。
先にお話ししたように、多少パソコンの経験がある方であれば、簡単に操作を習得できます。私自身がお休みの日も、お客様サポート部送迎サービス課内で他のドライバーに担当してもらえます。配車の経験がある他部署の方に依頼しなくて済むことは、業務効率の面でも助かっています。

他校の事例を発信して欲しい

今後はどのように「バスキャッチ」を活用していく予定ですか。

私自身まだまだ使いこなしているとはいえない部分もありますから、より活用できるように操作や機能の習得に励みたいと考えています。
また、当社の方針もあり、私は指導教習員資格の取得もめざしています。仮に指導教習員になったとしても、お客様サポート部送迎サービス課の業務は続けていきたいと考えていますので、より一層「バスキャッチ」を活用していくことになると考えています。

「バスキャッチ」、VISH株式会社へのリクエスト、期待などありましたらお願いします。

現在、当日のキャンセルがでた場合は、ドライバーにSNSやメールで連絡しています。これが「バスキャッチ」のシステム内で何かドライバーに連絡できる方法があればありがたいと思います。SNSやメールにお名前を転記するだけで時間がかかりますし、正確に転記しなければなりません。その手間を考えると「バスキャッチ」内で連絡ができるとありがたいですね。

また、操作方法などで相談した際にはご対応をお願いいたします。

外国人スタッフのアディカリ ディペス(ネパール人)さん(右)、チャン ディン ティエン(ベトナム人)さん(中右)。日本人スタッフの宮川あやなさん(中左)、石井爽さん(左)、中央が加藤さん

<弊社から一言>

前橋自動車教習所様、本日はお忙しい中、
貴重なお話をありがとうございました。

<バスキャッチとは?>



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