韓国で首のヘルニアになった時(後編)
前回は、腕のしびれが首が原因ではないかと疑いが出て、病院に検査に行ったときのこと。
MRIの狭さに器械を壊す思いがフツフツと沸いたところまで。
もう2度とMRIは受けんぞと決意を固めながら、お医者さんの診断を聞きに。
「え~。今日から入院です!」
「にゅ、にゅ~いん?」(それも今日・・・)
入院をするという思いのカケラも持っていなかった私
鳩が豆鉄砲を食ったような顔というのが自分でもわかるような顔
「え~。昆さんはカテーテルで施術しなければなりません。」
カテーテル( ・ω・)汗
テレビの中でしか聞いたことがなかった名称
骨と骨の間の軟骨が飛び出して神経を圧迫してしびれを起こしてたとのこと。
そんなこんなで韓国で即入院となりました。こんな即とは。
大学生の時に骨折で入院したことがあったけど、韓国で入院とは。
基本、入院の仕組みというか準備物は日本と一緒だな。また施術なんで基本的に自由に待機状態でした。
検査と術前施術説明を受けた。
「昆さん。今回はカテーテルを背中から入れます。麻酔はそこの麻酔だけなので、意識はあります。また施術中は首を動かしていただくこともあります。」
<背中から。意識あり。首を動かす>
数日後、施術開始。
背中から入れるので当然うつぶせ。
麻酔を受けたが、確かに意識がある。
「それでは始めますよ~」
もちろん麻酔はかかっているので、カテーテルの感覚はない。
私は首のヘルニアですから、背中からカテーテルが上がってくる感覚。
そして首に到着
そこから出し入れ出し入れ。出てしまった軟骨を少しずつ削っているイメージですね。
「昆さん。首を左右に振ってください~」
<マジか、こんな状態で首を振るのか。>
そこから心に不安を持ちながら、左右左右左右。
激闘する施術時間。ずっと意識ありながら終わりました。
なんか不思議な感覚で。
その後1か月のリハビリを受けながら痛みも少しずつ緩和
今は痛みもなく過ごしています。
現代の医術の進歩に関心しながらも貴重な経験でありました。
MRIはもう受けられないな。
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